自動車系列の播田です。自動車系列の4年生では、実際の自動車修理を課題研究として行っております。課題研究の時間割は週に1度、4時間あります。
前年度は、ホンダビートのエンジン・トランスミッションの分解修理その他、各種調整・整備を
1年間かけて行い、最初はエンジンが積まれていなかった車体が走りだせるまでになりました。
今年度は、日産フェアレディZの内装の分解・補修・整備から始まり、現在エンジンオイル漏れの修理を行っております。
普段、実際の自動車を分解したことのない生徒たちですが、実習で分解整備をして、だんだん綺麗になっていく自動車を見ていると実習に対する達成感も湧き、楽しそうに作業をしています。
また、実習が進むにつれて、自分たちで考え、行動し、分解前よりも良い状態にする為に、一生懸命頑張るようにもなってきました。
V型6気筒エンジンの分解やATミッションの脱着など、専門的で難易度の高い作業も多く、細心の注意を払いながらの実習になりますが、色々な先生方のサポートもあり、生徒たちが今まで経験したことのない作業でも順調に進んでいます。
全体の作業計画も4月から夏休み前の3ヶ月間におよそ6割を終えていますので、作業の早さ、正確さが感じられます。
これから夏休みを挟みますが、作業の方は秋以降も行っていきますので、ご興味のある方は、授業見学などにお越しください。