オーストラリア語学研修 報告9

farewell party(お別れパーティ)の報告です。
じめに、校長先生から市岡生ひとりずつに修了証が授与されました。
続いて、市岡生の代表から、お世話になったすべての方々に感謝の気持ちを伝えました。
その後、ジェフ先生の英語レッスンの時間に準備をした、ホストファミリーへの感謝のカードを、ひとりずつ読み上げていきました。で
も、読み上げる最初から号泣していて、一生懸命考えた感謝の言葉もなかなか聞きとることができません。
そんななかから、いくつかを紹介すると
「私が理解できるまで何度も何度も同じ言葉を繰り返してくれた」
「(小さい子たちの世話で)いそがしく動いているお母さんをみて、日本のお母さんに感謝する気持ちに気づいた」
「私も会話に参加できるように、みんながゆっくり話してくれた」などなど。
こんなこともありました。パーティが始まってすぐに、ホストファミリーの女の子が会場から飛びだしていきました。どうしたのかと思っ
たら、別れが悲しくて外でしくしくと泣いています。その子を慰めるお母さん、そして、それにつられて泣き出す市岡生。
一番前に座っている男の子は、ティッシュの箱を持って、泣き出しそうな人がいたらすぐにティッシュを差し出してました。
パーティは涙涙だけで終わった訳ではありません。フルートの伴奏で市岡高校校歌を合唱する市岡生に大きな喝采があがるなど、
楽しく盛り上がる場面もありました。
始まりから終わりまで、会場全体が温かい雰囲気に包まれ、本当に素敵なパーティでした。これも、短いあいだに市岡生がホストファ
ミリーやSCCCのみなさんと、いい関係をつくることができたからだと思います。
お世話になった、すべてのみなさんに心より感謝したいと思います。本当にありがとうございました。
明日は土曜日。日曜の朝にはタウンズビルを離れ、ケアンズに向かいます。ホストファミリーと過ごす最後の一
日が、市岡生にとって思い出深いものになることを願っています。
報告10を楽しみにお待ちください。