FCAC生を受け入れて

☆3年男子(ウェルカムセレモニー・お別れセレモニー運営有志)
 
 6月28日から一週間、オーストラリアのFCACから20名の生徒が短期留学にやってきました。
 初日は生野生全員が集まって、体育館でウェルカムセレモニーを行いました。セレモニーの準備は1ヶ月以上前から行い、当日は大いに盛り上がりました。にその中で行った歓迎のダンスは、FCACの生徒から高い評価をたくさんいただきました。
 最終日のお別れセレモニーでは、たこ焼きやかき氷をふるまったのですが、途中にはブレーカーが落ちるなどハプニングが多発でした。でも、FCACの生徒とたくさんしゃべったり、写真を撮ったり、とても楽しい時間を過ごすことができました。
 オーストラリアの生徒にとって、日本は暑く、いつもと異なる環境での生活に苦労も多かったと思いますが、 最後はみんな笑顔で手を振って、関西空港を飛び立っていきました。
 これからも生野高校とFCACの交流がもっと深まることを願っています。
☆1年女子( FCAC生ホームステイ受け入れ)
 
  私には夢ができた。それは、オーストラリアで日本語を教える先生になることだ。そして、この夢を提案してくれたのは他でもない、FCACの留学生である。
  ホームステイ当初は、まさか2人で将来の夢を語り合えるなんて思っても見なかった。最初のころは、不安と緊張でなかなか上手にしゃべれず、ため息ばかりついてしまっていた。
 でも、不安で緊張しているのはお互い様、と思えた2日目の夜くらいからは、遠慮せずに、間違ってもいいからどんどんしゃべって、どんどん笑った、そうするうちに、相手も心をどんどん開いてくれた。
 そして4日目の夜、夕食の後、いつものように楽しくしゃべっていると、ふいにそんな話になったのだ。彼女は小児科医、私は学校の先生だと答えた。すると、彼女はオーストラリアで日本語を教えるのはどう?と提案してくれたのだ。目からうろこだった。視界が広くなったような気がした。
 ホームステイを受け入れてみて、いろいろなことを勉強できたし、無限の可能性を感じることもできた。本当に充実した一週間を与えてくれてありがとう。