本校生徒の韓国研修3日目は、朝ホテルを出発し、バスで約1時間かけて北朝鮮と韓国の軍事境界線(DMZ)付近を訪問しました。最初に訪れた展望施設では、南北分断の歴史について学ぶとともに、双眼鏡を使って北朝鮮側の様子を実際に観察しました。遠くではありますが、人が動いている様子を目にし、生徒たちは強い関心と驚きをもって見入っていました。
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その後、イムジンガク平和ヌリ公園へ移動しました。ここでは、南北を隔てる有刺鉄線のフェンスや、平和を願って建てられたさまざまなモニュメント、かつて南北を結んでいた鉄道の線路の一部などを見学しました。歴史を「知識」として学ぶだけでなく、実際の場所に立つことで、平和の尊さや分断の現実について考える貴重な機会となりました。
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見学後はソウル市内へ戻り、石焼ビビンバの昼食をとりました。しっかりとエネルギーを補給した後は、キョンヒ大学を訪問し、現地の大学生によるキャンパスツアーに参加しました。その後は少人数のグループに分かれ、大学生の皆さんとともに街に出て、食事やショッピングを楽しみました。この時間は引率教員が同行しなかったため写真はありませんが、生徒たちにとっては、より主体的に異文化交流を行う大変貴重な経験となりました。
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いよいよ明日は韓国研修最終日となります。最後まで全員が元気に活動し、多くの学びと良い思い出を胸に、日本へ帰国できることを願っています。引き続き、本校生徒の海外研修の様子を温かく見守っていただければ幸いです。