【2020】11月・公立高校大会ベスト4!(女子団体)

女子団体

予選

1回戦 なし(第6シード)

2回戦 2-1 緑風冠

3回戦 2-1 市立東

決勝トーナメント

1回戦 2-1 柴島

2回戦 2-0 山田

3回戦 1-2 千里  女子団体ベスト4(3位入賞)

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公立高校大会は10月31日に学区予選、11月23日に決勝トーナメントがありました。

この大会は第1ダブルス→シングルス→第2ダブルスの順に試合を行い、2勝した方が勝ち上がる

「2複1単」の方式で行われました。

団体戦では、第1,第2ダブルスのどちらにより強い方を出すのか、エースプレイヤーを単複どちらに

もってくるのかといったオーダーも勝敗を分ける大きな要因となります。

夏の大会ダブルスⅡ部優勝のペアを擁する現チームでしたが、予選からストレート勝ちはなく、

全員の力を合わせて決勝トーナメント出場を決めました。

(予選突破自体がおそらく約10年ぶりのことです。)

決勝トーナメントでは2回戦で山田高校と対戦でした。公立高校大会4連覇中の強豪校です。

ここまでの試合では相手によって、シングルスに出る選手を変えたり、エースダブルスを第2に

持ってきたりといったオーダーの工夫もありました。しかし、山田高校という完全に「格上」と

思える相手に対しては「結果はどうあれ強い相手にチャレンジしたい」という挑戦者の気持ちが

強くなり、第1ダブルスからこちらのベストと思える手を打ち続けるオーダーとなりました。

結果的にこれが功を奏したのか、第1ダブルスはこちらのエースと相手のセカンドダブルスとの試合

になりました。とはいえ相手は公立有数の強豪であり、簡単な試合にはなりません。接戦となり

第2ゲームを取り返された第3ゲーム、よい入り方を出来たのはこちらのほうでした

第3ゲーム最初から連続得点を重ね、追い上げてくる相手を振り切って勝利することができました。

「絶対にミスをしてはいけないところ」「絶対に点を取りたいところ」といった勝負所で力を発揮

できるのがここまでこのペアが積み重ねてきた「勝負強さ」だったかと感じます。

続くシングルスでは、後輩ながらシングルスの力は一歩抜け出している一年生が出場しました。

とはいえ、夏の大会ではシングルスで出場しておらず、公式戦の実績はありません。

相手はⅡ部ベスト8の結果を出しているプレーヤーです。

たがいに実力伯仲でプレッシャーのかかる展開の中、最初の試合を取っているということもあってか、

より強い気持ちをもってプレーすることができました。

ラリーを重ねるごとに精度の高いショットが決まり始め、徐々にリードしていきます。

そして、最後まで気持ちを切らさずに集中力を高めプレーした結果、

高校に入ってからのベストともいえる試合をものにし、みごと勝利することができました。

続く準決勝ではダブルス2本で取りに行くオーダーでしたが、1-1で迎えた第2ダブルスで相手に

振り切られ、ベスト4で大会を終えました。

大阪の数ある公立高校の中で、ここまで勝ち残ることができ、チームとして新たな歴史の1ページを

刻むことができたことは本当によかったと思います。冬には北河内大会、冬の府大会と個人戦が

続きますが、チーム一丸となってよりよい結果を求めていきます。