今日は午後から花園ラグビー場練習場でラグビー部が天王寺高校との定期戦を行いましたので、これを応援に行きました。
さすがに伝統の一戦だけあって勝利校に与えられる盾やトロフィーも立派で、一目見ただけでその歴史を感じられる重厚さでした。
前半北野のキックオフで試合は始まりました。ラグビーではやはり風上有利ということで風下の北野は守り時間が長くなり8分に天王寺に先制トライとキックで7点を奪われますが、16分にトライを返して5-7で前半を折り返します。
エンドが変わった後半は北野が風上になり攻勢に出ます。開始3分に自陣からナイスキックで大きく陣地を挽回。このチャンスをうまくつないでトライ。キックも決まって12-7と逆転に成功します。
しかし1年生が多い北野、後半途中から天王寺に徐々に力で押され始めます。タックルが少し甘くなってきた20分過ぎにトライを奪われて12-12の同点、27分に再度トライを奪われて12-17と逆転されます。
しかしこれで万事休すとならないのが六稜魂ですね。なんとノータイムのラストワンプレーで粘りに粘って見事にトライ。17-17と同点に追いついたところでノーサイドとなりました。
試合後には両校の選手たちがお互いの健闘を称え合っていましたが、このシーンは本当に感動的ないい風景でした。
ラグビー部の皆さん、今日は本当にいい試合を見せてくれてありがとう。試合後の講評でも話しましたが、9月に本校で試合を見た時よりも、心技体ともに格段に成長した様子をまざまざと感じることができました。3年生はこれで引退となります。またそれぞれの次の目標の実現に向けて頑張ってください。1・2年生は来年こそ勝利をつかみ取れるよう、練習に励んでください。
最後になりましたが、こんなに素晴らしい伝統を繋ぎ続けてくださっているOB会の皆様、本日も本当にありがとうございました。また今後とも後輩たちへのご支援、ご指導よろしくお願いいたします。