始業式

始業式他の進行

 

■ 対面式

 

■ 着任式   

私(校長)以外の9名の新転任の先生方を紹介しました。

 朝隈 正 先生(首席・国語)、松尾 翔平先生(国語)、    

 光田 藤一先生(社会)、鈴木 宏野先生(社会)、                           

 岩本 哲 先生(理科)、遠藤 将太先生(理科)、

 浦田 裕弘先生(保健体育)、天野 雄介先生(保健体育)、

 和田 宏樹先生(英語)

  

転出、退職された先生方についても紹介しました。

【転出】前  比呂子校長先生  → 市岡高校校長へ

    古谷 俊哉先生(首席・社会)→ 高石高校教頭へ

    田内 成人先生(保健体育) → 富田林高校へ

    植田 純輔先生(国語) → 富田林高校へ

    森本 昌典先生(社会) → 阪南高校へ

    藤井 豊明先生(理科) → 狭山高校へ 

【退職】前谷 一生先生(社会)

    寺本 辰美先生(理科)

    村上 佳代子先生(理科)

    池田 涼子先生(英語)

【退職・再任用】

    芦田 弘志先生(数学) 

    *芦田先生には引き続き金剛高校で教鞭をとっていただきます。

           

■ 始業式

 

■ 伝達表彰  

 

○高等学校軽音楽部主催

「ハイスクールライブ スプリングフェスティバル2012ファイナル」

 ミックスバンドコンテスト決勝 グランプリ

 バンド名『おかあさんといっしょ』

 

○全日本バトントワリング選手権関西大会

    トゥバトン 高等学校部門 2位

 全日本バトントワリング選手権大会 関西地区代表

    3年生 泉 芽依さん

 

■生活指導部長より

 

■頭髪検査

 

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<始業式 校長あいさつ>

 

 みなさん、こんにちは。

 前校長先生の後任として、4月1日より金剛高校に校長として着任しました檜本直之と言います。松原市にある総合学科の松原高校から来ました。これから、みなさん一人ひとりのため、金剛高校の教育の発展のために精一杯頑張りたいと思っています。よろしくお願いいたします。 

 

先日は暴風が激しく吹き荒れ心配しましたが、ここ数日学校内外の桜は満開。まさに見ごろですね。絶景の素晴らしい季節が到来しました。長く寒かった冬が終わり、待ちに待った春の到来です。まだまだ風は冷たくても確実に春が来ていて、桜の開花とともに新たな始まりを身体いっぱいで感じることができます。そして、「どんなに冬が長く厳しくても、春は必ず来るんだ!」ということが実感として感じ取れます

 

金剛高校に赴任しての第一印象は、先生が非常に熱心で何事に対しても一生懸命、丁寧なことです。始業式前の休み中も毎日夜遅くまで残って仕事をし、みなさんが来る新学期の準備に余念がありませんでした。もう一つの印象は、生徒のみなさんの元気良さです。とりわけ、休み中に出てきて部活で頑張っている人や講習で勉強に取り組んでいる生徒のみなさんはみな元気はつらつとしていて礼儀正しく、実際に話をしてみてもとても気持ちがいい生徒さんばかりでした。とくにしっかりと挨拶ができることが素晴らしいと思いました。

 

金剛高校に来て早々うれしい話とちょっと残念な話を聞きました。

まず、うれしい話からです。着任されたばかりの近隣の高校の先生から伺ったお話ですが、新しい高校への道が分からなくなって戸惑っていた時に、金剛高校の生徒が丁寧に道案内をしてくれたそうです。まだまだ地理が不案内で不安な時に、すごく丁寧でわかりやすく案内してくれてとても助かったそうです。また、非常に礼儀正しくて、素敵な生徒さんがいる高校だな、きっと丁寧な教育をされているんだろうなと思ったという感想でした。

 

また、ここ数日は近隣の小、中学校や幼稚園等にご挨拶にまわっていますが、何人もの校長先生、園長先生方から、学校の内外で頑張っている金剛高校生へのお褒めの言葉をいただきました。改めて金剛高校生への地域の信頼の高さを実感しました。まだ、金剛高校に赴任したばかり私ですが、少し誇らしい気持ちになりました。

 

 次に、ちょっと残念な話です。すでに1年生は聞いている話だと思いますが3月末の合格発表の日、校門前の住宅内で広がって溜まっていた中学生(受験生)に対し、通行の妨げになるから横に寄ってほしいと住民の方が言ったところ、その中学生(受験生)がその住民の方に対し失礼な言動をした、ということでお叱りの電話がありました。正確には入学前の中学生(受験生)でまだ金剛高校生ではありませんでしたが、近隣の方からすると金剛高校に関係する生徒として指導を求めてこられるのは当然のことです。

 

残念ながらいい話は記憶に残りにくく、よくない話は長く広がりやすいものです。今の金剛高校の評価は、記録に残らない無数の先輩たちのコツコツとした頑張り、積み上げの上にあります。後者の出来事はそんな先輩たちがコツコツと積み上げたものを一瞬にして台無しにする非常に残念な行為です。みなさんはどちらの金剛高校生でありたいと思いますか。他者を思いやる心や自分の言動、行動がまわりにどんな影響を及ぼしているかを客観視する力は、勉強いできること以上に、人間としてとても大事なことです。他者のことを大事にできない人は、自分ことも大事できません。みなさんにはぜひ金剛高校生としての自覚と誇りを常に持ってもらいたいです。高校はもちろんのこと、私たちは生きる社会にはいろんな立場、性格、考え方の人がいますが、その誰もが安全で安心な生活する権利があります。みなさんには立場や考え方の違いをちゃんと受け入れ、他者の指摘や助言にちゃんと耳を傾けられる受容力のある人になってもらいたいと思います。金剛高校が大事にしたい価値観はまさにそんな価値観です。

 

金剛高校は基礎的な学習と体験や実習に裏打ちされた総合的な学びのバランスが取れている学校ですが、今年度からはそんな金剛高校の個々の学びをさらに整理、統合、発展させて、生徒一人ひとりによりトータルな生きる力、つまり自分で考え、発信・行動できる一生ものの学力を育んでいこうという願いのもと、今年度から「金剛トータルステップアッププラン」がスタートします。とりわけ1年生は、そのスタート年度の新入生ということもあるので、始業式に先立って6日にすばるホールで「新入生オリエンテーション」行い、この「金剛トータルステップアッププラン」についての丁寧な説明を行いました。これから、それぞれの学年でいろんな学びを有機的につなげていく「金剛トータルステップアッププラン」が動き出していきます。みなさんには、基礎学力とともに、自己表現・発信力、他者への共感力、コミュニケーション力や他者との協働力、そして社会貢献力といった今社会でもっとも求められている本当の学力を、金剛高校での学びを通じて身につけて行ってもらいたいと考えています。みなさんの積極的な学びへの姿勢を期待しています。

 

さて、3年生のみなさん。最終学年いよいよ進路本番ですね。一日一日を大切にして、進路に向けた学習に邁進するとともに、学校行事もメリハリをつけて頑張ってもらいたいです。学校のリーダーとしての自覚を持って、学校行事に取り組むことで初めて得られる大切な学びがあります。みなさんのあらゆる場面での活躍を期待しています。

 

2年生のみなさん、高校生活の中心学年ですね。進路に向けた基礎力の充実はもちろんのこと、クラブ活動に、ボランティア活動に、修学旅行にと、盛りだくさんの一年です。一つひとつのことに主体的に取り組んで、充実した日々を送って下さい。いっぱい人と出会い、充実した仲間作りをして下さい。

 

そして、1年生のみなさん、改めて入学おめでとうございます。一日も早く自分の居場所ホッとする居場所を見つけ、たくさん友だちを作って下さい。そして、自分の課題、目標を見つけて、自分なりのペースでそれぞれの新たな目標、進路に向かって歩み始めて下さい。

それぞれの創意工夫と日々の努力で、この1年を充実した1年にしていきましょう。