早いもので新学期が始まって約1カ月がたちました。
毎朝先生方は校門に立って朝のあいさつとともに、
通学自転車の走行指導や横断歩道の指導に当たって
います。
私も朝はできる限り校門に立って、登校指導の先生方
とともに登校してくる生徒たちに朝のあいさつをするよう
にしています。
さすがに一度に大勢来た時に一人ひとりの顔を見て声をかけるのは無理ですが、できるだけ
一人ひとりの顔を見て、大きな声であいさつをするようにしています。
8時過ぎから8時25分まで立っていると、だいたい同じ時刻に同じような生徒が登校してきます。
毎日見ていると少しずつその小さな変化に気づくことがあります。
「誰だ、この人は?」という硬い感じの年度初めに比べると、1か月たって私の認知度も多少
上がったのか、最近は「おはようございます!」と私の方を見て笑顔で挨拶してくれる生徒が
確実に増えました。今では多くの生徒が元気なあいさつを返してくれます。自分の方から「おは
ようございます!」と挨拶をしてきてくれる生徒も増えたのもうれしいことです。
大きな声であろうが小さな声であろうが、自分なりの「おはようございます!」を届けてくれる
一人ひとりに、思わず「ありがとう!!」と返したい気持ちになります。
しっかりと挨拶ができることは、人とのコミュニケー
ションの第一歩であり、自分とは違う相手の存在を
認め、敬う姿勢の基本です。
入学式直後の新入生オリエンテーションでも、1学年
ではそんな「あいさつがちゃんとできる人間になろう!」
というグループワークに取り組み、あいさつの励行を
学年の課題として呼びかけていますが、あいさつの
励行はぜひ学校をあげてこれからも取り組んでいきたい課題です。
これからも生徒たちの「おはようございます!」の笑顔を楽しみに、朝のあいさつを続けていき
たい思います。