金環日食 中間考査 教職員人権研修

 

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晴れ、時々曇り。

今朝は、世紀の天体ショー金環日食が日本各地で観測できるというこ

で、家の前や路上で、日食観測用のサングラスを片手に太陽の変化

を観測している方の姿が学校の近隣の住宅街のあちらこちらで見受け

られました。

 

本校でもたくさんの先生、生徒たちが金環日食を学校で見ようと早々

と7時前から登校し、正門付近に集まってみんなで観測会を行いまし

た。理科の先生方は5時、6時といった時間から登校して、自宅から

体望遠鏡を持ってきて日食観測用にセッティングしたり、日食観測

のサングラスをたくさん用意するなどして、生徒たちと一緒に観測

する準備をしてくださっていました。おかげで、徒たちは日食につい

て先生の説明を聴きながら、さまざまな方法で太陽の変化を観測する

ことができました。太陽が金環になる時間帯にはには、非常にたくさ

んの生徒が正門付近で太陽の変化を観測しました

 

本校では本日21日(月)から24日(木)まで4日間中間考査で、

今日はその初日です。考査の日程と重なってしまったので、この世紀

の天体ショーうまい具合に観測ができるのかと心配しましたが、金環

日食のクライマックスが始業前の7時30分前後で、しかも晴天とは

いきませんでしたが、曇りながらも観測ができる程度に晴れてくれた

ので、考査時間を変更することなくなくうまい具合に観測ができ、本

当にラッキーでした。

 

私も小学生の頃、学校の校庭で日食を先生や友だちとワクワク、ドキ

ドキしながら見た記憶が今も鮮明に残っています。幸運にも今日観測

できた生徒たちにとって、この体験は一生の心に残る記憶になるので

はないかと思います。

 

 

午後からは、富田林市立人権文化センターにて、教職員対象の人権研

修を行いました。この研修は例年本校の教職員、特に新転任の先生方

を対象として行っているものですが、数年前から近隣の高校にも広く

参加を呼びかけ、公開研修という形でて開催しています。

今年も近隣の高校から校長、教頭といった管理職の先生方や初任の先

生方な、10数名の先生方が参加して下さいました。ご参加いただ

いた他校の先生方、お忙しい中ありがとうございました。

 

今回は、コミュニティーソーシャルワーカーとして地域の福祉、教育

支援に長年関わられている富田林人権協議の遠坂貴史さんに講師を

お願いしました。遠坂さんの方のお話や地域のフィールドワーク等を

通して、格差が広がる一方の厳しい社会状況、家庭環境のもと子ども

たちの生きにくさがどんどん進行ている現実を直視し、生徒の生活

実態をしっかり把握すること、そしてそんな状況下の子どもたちが安

心して勉強や学校生活を送る居場所としての学校づくりの要性お話

いただきました。また、お話の最後の方では、学校と地域福祉、さら

には行政を巻き込んだ有機的で重層的なセーフーネットをづくり

の模索を地域ごとにはじめていく必要性についても触れてお話いただ

きました。非常に密度の濃い講演でしたが、具体例を引きながらわ

りやすく丁寧にお話しいただいので、初任者の先生方にも聞きやすか

ったのではないかと思いました。 

 

未曾有の生きにくさの中で、いったいどう生きていったらいいのか、

生き抜くために、社会環境を変えていくためにどんな力が必要なのか
という喫緊の課題をどうリアリティーを持って生徒たちに伝え、とも

に考えていったらいいのか、今日の課題を学校に持ち帰って、日々の

実践の中で今日の学びを具体化していかねばと私自身思いを新た

にしました。

参加いただいた先生方、今後もともに繋がりながらそれぞれの学校現

場でまたがんばっていきましょう!