5月21日(月)から始まる中間考査に備えて、午前中土曜勉強会が
行われました。
土曜日にも関わらずたくさんの生徒が登校していて、1年生について
は初めての定期考査前の勉強会ということもあって学年の約1/3の生
徒が参加していました。さらに、2、3年生を加えるとかなりの生徒
が三々五々登校し、思い思いの科目について勉強していました。
学習会場は視聴覚教室ということになっていましたが、実際には2階
の自習室やいくつかの教室、ラウンジ(水飲み場)など校内のあちこ
ちでも、2、3人から数人単位のグループで、また個人で、考査に向
けての勉強に取り組んでいる姿が見受けられました。黙々と自分の課
題に取り組んでいる生徒がいる一方、お互いに教え合ったり、何人か
で問題を出し合ったりしている生徒たちもいて、その勉強のスタイル
はさまざまです。もちろん、その勉強の効率、密度もさまざまです。
でも、まずは「勉強頑張らないと!」「勉強にしっかり取り組もう!」
と思っている想いを実際に行動に移しているところがすばらしいです。
自学自習での勉強が基本ですが、視聴覚教室には、毎回卒業生(大学
生)が2名指導員として来てくれていて、今回も勉強の仕方やいろん
な教科の質問にテキパキと答えてくれていました。今日は午後からP
TA総会があり先生方もたくさん学校に出てきていたので、先生を捕
まえてわからないところを質問している生徒たちもいました。
現状からのワンランクアップをめざして、中間考査でのみんなの検討
を祈っています。
午後からはPTA総会がありました。
12時30分からの新旧常任委員会に始まり、各種委員会(進路・広
報・企画)、総会、各学年説明会・講演会、新常任委員会と盛りだく
さんの半日でした。本校ではPTA活動が非常に活発で、日頃よりさ
まざまな面で本校の教育活動に全面的な支援をしていただいています。
総会の後、1年生は学年説明会ということで、3年間でバランスのと
れた生きる力を育むトータルステップアッププランの説明やそれに関
連するエリア選択の概要、教科学習や進路など、これからの3年間の
学びの中での1年生の流れをパワーポイントを使ってわかりやすく保
護者のみなさんに説明しました。2年生、3年生は講演会を開催しま
した。
2学年では京都のNPO法人夢街道 国際交流子ども館理事長の比嘉
昇先生を講師にお招きして、長年フリースクールで見守ってきた不登
校の子どもたちとの関わりの経験から、子どもの心の動きや行動への
気づき、子どもとしっかり向き合い、信頼し、じっと待つことの大切
さなど子どもの育ちを支える教育の本質について、ご講演いただきま
した。
3年生では信愛女学院短期大学入試広報部長の余田哲男先生にお越し
いただき、これからの社会を生き抜く力、地域社会を支える力を身に
つけ、未来を切り拓いていくために『出口を見据えた進路選択』とい
うテーマで講演をしていただきました。
たくさんの保護者のみなさんにご出席いただき、各学年の企画とも有
意義で密度の濃い時間となりました。
忙しい中ご出席いただいた保護者のみなさん、ありがとうございました。