金剛高校の数ある地域貢献の中でもすっかり小学生に有名になっている取り組みが
今日行われた「ワクワク実験室」です。 今年で9年目を迎える歴史のある地域貢献プロ
グラムです。年間5回、毎回趣向を凝らした実験講座がありますが、毎回小学生の参加
希望が多く大人気で、抽選で選ばれた人だけが参加できます。
今日は10時からその第1回の「実験室」がありました。
実は現在大学1回生の私の次女も小学生の頃、この「ワクワク実験室」に何度か参加させても
らったことがあります。ふだん口数の少なかった次女が、「すごく楽しかった!」と、帰ってきて実
験の様子をいろいろ話をしてくれたことをよく覚えてます。
この実験室が始まった初期の頃の参加者はもう20歳前後の大学生の世代です。初期からこの
実験室に関わってこられた化学の小畑先生の話では、「OB、OGには理系の大学等に進学して
いる人も少なくないようです。」、とのことでした。この9年の実践の歴史を考えると、今日本の課
題になっている理系教育の推進に少なからず貢献している取り組み、自主活動ではないかとい
えます。
今回も抽選で選ばれた小学校高学年24人が金剛高校に来て下さいました。保護者のみなさん
も10名近くお越しいただき、一緒に実験を楽しんでいただきました。小学生のみなさんは、始ま
る前からソワソワニヤニヤとしていて、今日はどんな実験なんだろうと期待感でいっぱいでした。
今日のテーマは「液体窒素」。液体窒素に物質をつけて起こるさまざまな面白い変化(詳しくはま
たワクワク実験室で体験してください!)に、大きな歓声や笑いが起こって、楽しいひと時でした。
私も小学生のみなさんの嬉々として夢中になっている姿を見て、楽しませてもらいました。
実験室は主担の化学の小林先生を中心に理科の先生方が企画・準備・運営に関わってくださっ
ていますが、先生だけでなく、理科部の部員(今は2名しかいませんが...)や応援の生徒たちも
その準備や運営(アシスタント)、片づけに関わってくれて、先生と高校生でいっしょに作る地域
講座といった感じで、とても素晴らしい、地域に誇れる取り組みだなと思いました。
次回第2回のワクワク実験室は、7月14日(土)です。
参加者の応募については、毎回希望者が多いので2週間前までで締め切ります。
詳しくは本校HPトップページ上段の「在校生・保護者の皆さまへ」をクリックして、その中にある
「ワクワク実験室」というフォルダを開けて見て下さい。
富田林市の小学生のみなさん、また応募して参加下さいね。