岬高校は、平成28年からエンパワメントスクールに改編されるという方針が決まりました。現在展開している教育活動がどのように発展し、さらに何が加わっていくのか、予想できる範囲でお知らせしたいと思います。(記載内容については、この先変化することがあります)
エンパワメントスクールへの改編にあたって、校長先生は「国際系列(仮称)」を新設してはどうかと思っており、現在先生方と意見交換をしています。
岬高校は平成23年度~平成25年度まで、大阪府の「使える英語プロジェクト」事業の指定(全24校)を受けていました。毎年度冬に成果発表会が行われるのですが、最終年度の昨年度には、グループ1の部門で岬高校のプレゼンテーションが最優秀賞を受賞しました。
1月にあったイングリッシュフォーラムで最優秀賞を受けた岬高校のプレゼンテーション
また、この事業のもとで多くの生徒が実用英語検定に挑戦し3年間で41名の英検合格者(5級から準2級)を出しました。中でも準2級に合格者を4名出したことは素晴らしい成果でした。今年度に入ってからはなんと2級に2名の合格者を出し、1学期の終業式で表彰しました。
英検2級に合格した生徒を表彰
また、昨年から台湾の高校との相互交流を始めましたし、毎年欧米圏(一昨年昨年はハンガリー、今年はニューヨーク)からお客さんを招いています。
台湾の内壢高校を訪問したメンバー
2年続けて訪問してくれたハンガリーのみなさん
このような外国語教育と国際交流の実績に基づき、そこに日本文化研究の要素も加えた「国際系列 」を岬高校に新設してはどうかと考えているのです。これからのグローバル社会を豊かに生きるためには、専門教科「英語」学校設定教科「国際教養」「日本文化」を学ぶことは大変役に立つと思うのです。府教育委員会に提出するたたき台案には、現在検討中のこの「国際系列」のことも記載しています。