平成28年入学生から始まる予定のエンパワメントスクールの大きな特徴は、1年生に対して「中学校時代までに発揮できなかった能力を引き出す」カリキュラムを用意することです。他の総合学科校との違いを1つあげるとすれば、1年時の国社数理英の5つの教科は、学校設定教科として開講するので、教科書によらず先生方の工夫によって授業内容を決定できるということになります。さらに、国語、数学、英語の3つの教科については、30分授業を週5コマ行うことが認められました。苦手な教科を短時間集中的に学び直すことができるのです。岬高校内では、すでに国社数理英の授業内容検討チームを立ち上げました。
数学の橋本先生をチーフに5教科授業内容検討チームを立ち上げました
エンパワメントスクール1年生の授業では、iPADなどのタブレット端末を活用した授業を行うことを計画しています これは国語科の岡崎先生がタブレットを使いながら小説「山椒魚」の授業をしているところです
プロジェクターの進化形である 電子黒板も1年生各クラスに導入してもらいたいと考えています これは英語科の鎌田先生がプロジェクターを使って英語コミュニケーションの授業をしているところです
エンパワメントスクールでは、2年時以降に専門教科や職業教科が充実することを先に紹介しましたが、1年時に苦手な教科を克服するカリキュラムを用意することがもう一つの大きな特徴なのです。