新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞ大阪南視覚支援学校を宜しくお願いいたします。
本校の３学期は来週１月11日（火）から始まりますが、本日午前中、「教育支援室ウィンタースクール」を実施しました。
本スクールは、日頃、地域の小学校で学び本校の教育支援室から支援に伺っている児童とその保護者の皆様や担任の先生に本校に集まっていただき、本校でしかできない学習を体験していただいたり、保護者の皆様も含め交流したりすることを主な目的としています。
例年であれば、夏休み期間中に行っていますが、昨年の夏休み中は緊急事態宣言が出ていたため開催できず本日の開催となり、24名の皆様が参加くださいました。
子どもたちの交流レクリエーションとして、今回は「サウンドテーブルテニス（盲人卓球）」を行いました。サウンドテーブルテニスは、一般的な卓球と異なり、卓球台から4㎝程上げたネットの下を、音の鳴るピンポン球を転がして打ち合う競技です。球が卓球台から落ちないようにエンドフレームとサイドフレームという枠のついた卓球台（写真参照）を使用します。
子どもたちは、すぐにコツをつかんで、楽しくプレーしていました（写真参照）。また、希望される方には校内見学もしていただき、在校生はいませんが本校の様子を知っていただきました。
大阪府では、すべての幼児児童生徒が「ともに学び、ともに育つ」教育を基本に、一人ひとりの障がいの状況に応じた教育を進めており、支援学校だけでなく地域の小中学校や高等学校での支援教育の充実を図り、連続性のある多様な学びを進めています。
地域での学びを支えるためにも、支援学校が「センター的機能」を発揮し地域支援を行っていますが、時間も限られており、また、学校ごとの支援となるため、地域で学ぶ皆さんの横のつながりが、なかなかできにくいのが現状だと思います。
今日のスクールを通して、参加くださった皆様のつながりが少しでもできれば、うれしいです。
