1月11日 3学期が始まりました

今日から3学期です。本日の始業式もコロナ禍への対策もあり放送で行いました。以下、始業式でお話したことの概要です。

○今日から3学期が始まります。17日間という長い冬休み、おいしいものを食べ過ぎたり、寝不足で生活リズムを崩したりなどしていませんか。終業式に「『1年の計は元旦にあり』、冬休みの間に、この1年どんな1年にしたいか、何に挑戦するかなど、考えてみてください。」と、お話ししましたが、今年1年の目標など、考えてみましたか。

○今年の干支は「寅」です。干支は、古代中国の思想である陰陽五行説から発生したもので、空間を表す十干(じっかん)と時刻を十二支(じゅうにし)の組み合わせで、その組み合わせでいうと、十干が「壬(みずのえ)」、十二支が「寅」の年で、干支は「壬寅(みずのえとら)」となります。

○「壬(みずのえ)」は、「妊」(にんしんのにん)につながり、植物の内部に種子が生まれた状態、「寅」は「螾(ミミズ、虫へんに寅)に通じ、春の草木が生ずる」という意味があり、「壬寅」は、「厳しい冬を越えて、芽吹き始め、新しい成長の礎となる」イメージということです。

○この3学期も、新型コロナウィルス感染症の影響で、手洗いやマスク着用などの感染症対策をしながらのスタートにはなりますが、今年は「壬寅」のイメージのように、厳しいコロナ禍が終息し、コロナ後の新たな幕開けの年となることを祈るばかりです。

○また、虎にまつわる諺の一つに「虎は千里行って千里帰る」というものがあります。虎が一日のうちに千里もの距離を行き戻って来ることができる、ということで「活力に満ちた行動力のあるさま」を表わし、また、母親が子どもを思うがゆえの行動力に喩えることもあります。

○その行動力にあやかって、皆さん一人一人が、目標に向かって頑張って充実した三学期、そして、1年になることを祈っています。

○三学期は、あっという間に、過ぎていきます。今年度の学年のまとめの学期として、しっかり総仕上げをして、来年度につなげてください。特に、卒業学年のみなさんは、入学者決定検査や大学入試、専修部の皆さんは国家試験や就職試験などが待っています。体調管理を含めた準備をしっかりして、持っている力を十分に出せるよう頑張ってください。

○とにもかくにも、三学期もコロナに負けずに、みんなで仲良く元気に楽しく過ごしましょう。

(下の絵は、牛からトラにバトンが渡るイラストです)

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