1月21日 高等部 総合学習の発表会

1月21日(金)5・6時間めに、高等部の総合学習で取り組んできたことについて発表会がありました。5時間目は2・3組が1学期から取り組んできた「綿づくり」についての発表でした。まず、TV番組を模した「クイズ 綿のふしぎ発見」のビデオが流れ、4つのクイズがだされました。第1問は、「5月に綿の種を播き、収穫できた424個の実から何gの綿ができたか?」 答えは、「210g」だそうです。(結構、できました)。クイズの後は、綿を作るための道具(綿繰り機)と、できた綿を糸にする時に使った道具「ペットチャルカ」の紹介、そして、綿繰りと糸づくりでお世話になった外部講師の先生をスペシャルゲストとしてお招きし、生徒から、直接、インタビューさせていただきました。講師の先生方は、素敵な活動をされています。HPは以下の通りですので、是非、ご覧ください。 ○ 一般社団法人河内木綿はたおり工房   https://kawachi-hataori-kobo.jimdofree.com/ ○ NPO法人 ペットチャルカの広場   https://petcharkha.org/そして、2・3組の発表の最後には、生徒みんなで作った『わたやさんの1年』という曲にのせて、1年間の活動の様子がVTRで流れました。さびの一節、「みんなで育てた綿の種、想いを乗せて彼方へと、届け、届け、綿でつながるモノとひと♪」というフレーズが印象的な素敵な曲で、思わず涙が出そうになりました!続いて、6時間目は、1組の皆が2班に分かれ、この間、学習した「福祉」に関する発表です。A班は「年金について」、他の生徒にもわかりやすく、タブレット端末を操作しながらパワーポイントを提示して、説明してくれました。年金の種類や金額、申請方法、歩行訓練や同行援護の受け方などもあり、聞いていた生徒から、「ためになった」との感想も出ました。続く、B班は、「公共交通機関」についてで、視覚障がい者が電車や飛行機を使う際に利用できるサービスなどを、父と息子の漫才風の会話とパワーポイントを組み合わて、面白おかしく、そして、わかり易く発表してくれました。漫才は手元でブレイルメモを確認しながら進行されていましたが、シナリオを点字ディスプレイで触読していると思えないほど、リズムよくスムーズなやり取りで感心しました。高等部全員が、しっかり、学習したことがわかった素晴らしい発表会でした!

(写真は、できた綿や糸で生徒が作成した作品、パワーポイントでの説明、点字ディスプレイで触読している様子、の3枚です

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