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第7回全国盲学校フロアバレーボール静岡大会の優勝【三連覇】の報告

こんにちは。

大阪南視覚支援学校の教頭の太田です。

先日、8月23日(水)から25日(金)に静岡県袋井市の小笠山総合運動公園エコパアリーナで開催されました「第7回全国盲学校フロアバレーボール静岡大会」の優勝(三連覇)の報告をさせていただきます。

この大会のスローガンは「TEPPEN(てっぺん)めざせ!富士より高く~つないだ想いをその一球に~」でした。

全国の8ブロックの予選大会を勝ち上がったチームと前回優勝地区代表、主管校の全10チームで全国盲学校のTEPPENN(てっぺん)を目指して、熱く戦いが繰り広げられました。

本校は、1回戦、九州地区の覇者「鹿児島盲学校」と対戦しました。鹿児島盲学校は、前回大会のメンバーを多数残した、経験豊富なチームでしたが、落ち着いて試合を進めました。

結果は、第1セット15対10・第2セット16対14で2-0で初戦を勝ち切りました。特に第2セットは、ゲームを優位に進めていましたが、相手の強烈なアタックなどで14対14のデュースにもつれ込む展開となり、ひやりとしましたが準決勝へコマを進めました。

準決勝は、関東甲信越ブロックで、数々の強豪校の中から勝ち上がってきた「横浜市立盲特別支援学校」との対戦となりました。このチームは、3名の前衛競技者が右・中央・左にポディションをとり、前衛から強烈なアタックを次々に打ってくるチームでした。本校も相手の前衛の動きに合わせて、素早くブロックに入り、応戦しました。そして、本校の最大の強みである後衛から強烈なアタックを連発して対抗しました。

結果は、第1セット15対9で良い流れを保ち、勝利しました。しかし、第2セットになると、関東甲信越覇者の実力を発揮した横浜チーム。前衛競技者同士のパス交換など状況に合わせて、攻撃方法を選択し、攻めてきて、7対11と横浜が試合を有利に進めていきました。ここで、本校はタイムアウトをとり流れを変えます。本校の前衛と後衛が声を合わせて、連携していきます。そして、本校がブロックやアタックと気迫のこもった攻撃で反撃をはじめ、12対12の同点に追いつきます。その後、デュースとなりましたが、17対15で2セット目も勝利し、2-0で前回大会に続いて、決勝進出を決めました。

決勝戦は、昨年度と同じ顔合わせのライバルの「大阪北視覚支援学校」となりました。今年度の近畿ブロックで1点差で敗戦しているだけに、気の抜けない戦いとなりました。

決勝戦は、全選手の名前が呼ばれ、選手も気合十分となりました。

両チームのエースが強烈なアタックを打ってきましたが、ブロックやレシーブでラリーが続きました。

本当に手に汗を握る試合展開となりました。

第1セットは、本校のアタックが面白いように決まり、15対6と大阪北チームを圧倒しました。第2セットに入ると、1対4と息を吹き返した大阪北が優位に試合進めます。

しかし、本校の選手たちの思いと粘りが勝り、15対10と大逆転をしました。

セットカウント2対0で見事に大阪南視覚支援学校のフロアバレーボールチームが優勝となり、TEPPENN(てっぺん)をとることができました。

これで、前人未到の全国大会3連覇!!

本当に選手たちの努力が実った瞬間に立ち会えて、とても幸せでした。

今後も様々な活躍を期待しています。

ここまで応援いただきました保護者・保証人、幼児児童生徒学生、先生方、社会人チーム、関係者の皆様、本当にありがとうございました。

また大会会場まで応援に来ていただき、ありがとうございました。

今後とも全国大会4連覇目指して頑張りますので、応援よろしくお願いいたします。

※写真①試合前 ベンチ前に整列

 写真②選手全員で円陣を組んで気合を入れる。

 写真③決勝戦 大阪南の後衛からの強烈なアタック攻撃

 写真④優勝記念のチーム写真

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