オーストラリア海外研修 9日目

今朝は寒かったのですが、快晴でどんどん気温が上がり過ごしやすい天気になりました。このあたりは基本的にお昼は半袖、夜は何か羽織るものがあれば気持ちよく暮らしていける程の気候だそうです。

今日は、いつも前半にバディと授業を受けているメンバー(Bグループ)が、1時間目に"すし"を作りました。授業に行くまで、生徒は"すし"="にぎり寿司"もしくは、"ちらし寿司"と思っていたようです。しかしこちらで寿司といえば、基本的に"巻き寿司"です。高校3年生のクラスの子たちと巻き寿司を作りました。
どこの国に行っても、料理でよく動くのは女の子が多いようで、ほとんどの女の子が楽しそうに料理をしていました。そこに混じって私たちもお手伝いをしました。日本では、まず料理なんかせ〜へんと言っていた子も、包丁を手にもち巻かれた巻き寿司を輪切りし、時につまみ食いをして、楽しく過ごしました。ちなみに、まきすは使わず、クッキングシートをまきすの代わりにしてまいていましたよ。みんな上手に巻けていました。
最後、海苔がなくなり、ご飯と具(キュウリ・鳥のもも肉をボイル/味付けし、裂いたもの・つな・マヨネーズ)が残ったので、オーストラリアの子が海苔無しの巻き寿司に挑戦していましたが、ご飯がタイ米なのか、固くまとまりにくかったのでぼろぼろになり、すごいことになっていました。最終的に一人の女の子が、ライスボール(おにぎり)を作ればいい!と提案し、全員おにぎりを作り、なんとか収まりました。全てつまみ食いして、先生に怒られてましたが。
2時間目はそれぞれのバディと一緒に授業を受けました。午後からは、後半組(Aグループ)が4時間目に料理をします。(後ほどUPします)
今日のお昼は、中庭の日本の庭がリニューアルされたため、セレモニーがありました。中庭でBBQと、1時間目に作ったお寿司が振る舞われ、大にぎわいでした。
↑折り紙で鶴を折っている様子です。左の赤い服を着てはちまきをつけている人が日本語の先生で、日本のことにとても詳しいです。
音楽をかけながら沢山の人が集まり、気がついたらマハラジャがかかっており、オーストラリアの子も、長野高校生も一緒になって踊りました。みな、とても楽しそうでした。(写真を撮れていません。すみません)
基礎の英語の授業は、スピーチ(宿題で文章を考えてくるように課されていました)を皆の前で読み、一人一人先生からコメントを頂きました。バディと相談し考えた内容で、ある生徒は内容を覚えて来て紙を見ずに発表しており、先生が絶賛して下さいました。全員に共通することですが、英語を聞く力は確実に伸びていると思います。簡単な文は聞き取れていると思います。しかし、簡単な文でも"話す"つまり"伝える"ということはハードルが高いです。発音(特にrとl)、単語のアクセントを置く位置、文章の中で強調したい単語を強く言うなど、気を回さないといけない箇所が多いからです。日本語はあまり強弱がないので、強弱をつける練習がもう少し必要かな、と感じました。残り2日しかありません。生徒にも、もう1度ここに来た意味を考えてもらい、ラストスパート、本場の実用英語を吸収してもらいたいです。