オーストラリア海外研修 10日目

今日も快晴。半袖で過ごせてとても気持ちがいいです。

今日でMalanda高校の授業を受けるのも最後です。初日の私たちを思い出すと、すごく前に感じますが、今日で最後と思うと早くも感じます。みんなそれぞれの想いを持って授業を受けにいっていました。

また、2時間目が終わったあと、昨日お菓子を作ったチームはお菓子を食べに行きました。スコーンは甘く、クッキーはさくさくして美味しかったです。自分で作ったものは全員必ず食べていました。オーストラリアの子もびっくりの勢いで長野高校生は食べていましたよ。

3時間目はMalanda小学校に出かけてきました。歩いて10分程のところにあります。ここは小さい街なので、小学校の規模も小さく、350人程度の規模です。小学校を見学させてもらったあと、5年生のクラスに入り、日本語で自己紹介を受けたので、こちらも2人代表して急遽英語で自己紹介をしました。しっかり笑いをとっていましたよ。その後、各グループに2人ずつ私たちが入り子どもたちに折り紙を教えました。子どもたちは一生懸命でとてもかわいかったです。紙飛行機を作った瞬間飛ばす子や、兜を折ったらその兜をかぶって、次の作業をする子もいました。長野高校生もみんな笑顔で、ずっと"かわいい"と言って終止"にやけ顔"でした。

右側の男の子がかぶとをかぶっています。

4時間目はMalanda高校に帰ってきて、まずは農場の授業に参加させてもらいました。牛を触ってごらん、と言ってくれたのですが、ホームステイ先で牛を飼っている家も多く、"私もう何回も触ってるから別にいいわ〜"とたくましい発言をする子も数人いました。日本じゃ考えられないんですけどね。

産まれたばかりの子やぎを抱かせてもらったりもしました。みんな、牛の時はそこまで喜んでいなかったのですが、子やぎは大人気で、"抱かせて"とみんなの引っ張りだこに。私も抱かせてもらったのですが、少し成長して体重が重くなった赤ちゃんのような感じでした。体温を感じることができ、毛もふさふさで臭くありません。みんなにたらい回しにされて疲れたのか、子やぎがメエ〜と時々泣いて驚かせてくれました。

牧場体験 が終わったら、いよいよ明日にせまったフェアウェルパーティーのリハーサルです。日本でやってきたことをだいぶ忘れているようで、不安の残る内容になってしまいました。しかし、忘れてしまうなんて当たり前です。だってこの2週間、英語を聞くために集中力を使い、色々な体験をし、たくさんのことを吸収したのですから。明日もリハーサルの時間があります。そのときにしっかり思い出してもらって、感謝の気持ちを伝えて欲しいと思います。

ちなみに、全校生徒がこの発表を見に来ます。私たちも寝耳に水で大変驚きました。生徒たちはすでに緊張していますが、きっとやってくれると期待しています。