2021年度三学期始業式式辞

みなさんおはようございます。

2022年が始まりました。

年末・年始はどのように過ごしましたか。

一人ひとり違った過ごし方であったに違いありません。

その過ごし方には正解・不正解はありません。

一人ひとりが、心と身体を休め、気持ちを新たにして出発できること。これが最も肝要です。

さて、今日から3学期が始まります。

ご存じのように、新型コロナウィルスオミクロン株による感染者が増加しています。

私たちにとってできることをやりきるしかありません。

これまで通り、免疫力を低下させないために規則正しい生活を送ること。

密閉・密集・密接を避けて行動すること。

発熱などの体調が思わしくない時は、無理せず休むこと。

私たち一人ひとりが、自分のため、自分の周りの大切な人を守るために、今後も行動しましょう。

3年生のみなさん、今日を入れて、高校での授業は9日となりました。みなさんの人生で高校生として受ける授業は、残り僅かです。とてつもなく貴重な時間です。そんな思いで一時間一時間、一日一日の学校生活を完全燃焼させて下さい。

2年生のみなさん、みなさんに望むことは一点、「本気」です。とにかく「本気」を出して学校生活を送ってください。何に「本気」を出すかは、それぞれ違っていい。授業、部活動、行事、自主活動、仲間をとことん大事にする。何に「本気」を出すか分からない人は、課されていることを、いやいややらされて適当にこなすのではなく、自分でやっているという意図的、意識的なものに転換して、やってみてください。そうすればきっと何かが変わります。

1年生のみなさん、みなさんは「積極性」という長吉高校らしさを期待され、その期待に応えてくれている学年です。先ほど2年生に言ったことはあなた方の学年にも当てはまります。「積極的」にものごとに「本気」で関わり、とことん自らの可能性を追求してください。期待しています。

最後に、まだまだ様々な制限・制約がある中での学校生活ですが、このピンチに負けず、逆にピンチだからこそ、見えてくる大切なものをしっかりと見据えて、一人ひとりが自らの変化・成長が実感できる学校生活にしていきましょう。

以上を式辞とします。

2022年1月11日

長吉高等学校

 校長 上本 雅也