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【日常】台風警戒の裏で ~1を0にしてはいけない~

何日にも渡って台風6号の影響で沖縄や九州地方の人々の日常が脅かされています。人命が奪われることなく、被害が最小限になることを祈るしかありません。

また、台風7号が小笠原近海に発生し、ゆっくりと西に進みお盆の時期の本州に直撃する恐れもあります。ここ大阪への影響も考えられます。早めはやめの対策・準備をお願いします。

そんな日常の8月9日。米国による長崎への原爆投下から本日(9日)で78年です。ここにも台風6号の影響で、長崎市の平和公園での記念式典が会場を変えて行われる予定だそうです。各国大使や来賓、遺族は招待せず、主催する市の関係者のみで実施、ただ台風の進路次第で中止になる可能性も。只々台風が恨めしい。

夏休みは沢山の時間が平等に与えられていると感じてしまいがちです。しかし、原爆が投下された長崎や広島(8月6日投下)で亡くなられた方々、その瞬間に時間を奪われました。また、第二次世界大戦で亡くなられた方々、傷つきながらも今を生きておられる方々のことを想い、この事実を忘れずに考える時間は必要です。今なお続く、ロシアとウクライナの戦争状態。命ある我々は歴史と現実を直視し、考え行動する責務があるのではないでしょうか。人の命を奪う、「1を0にする」ことは決してあってはならない。

写真は学校図書の一部です。私の思い出の書、「はだしのゲン」も全巻揃っています。

8月15日は終戦記念日として様々な式典も行われます。TVやネットNEWS(できれば新聞にも)に目と耳を傾け、今一度平和・人権について、これからの人生や社会について共に考える時間を作りましょう。