【時代】昭和(SHO WA)の日 ~変わらない5つの心~

昨日、高校時代の同級生と集まる機会がありました。昔話に花が咲くのですが、携帯電話・スマホや、インターネットのない時代を過ごしていましたが、「あの頃は楽しかった」と言い合える時間でした。

学校現場に身を置く立場で、当時と現在の一番の違いは、府立高校の定員数の違いです。

私の学年は、49人×12クラス(約580名)だったと記憶しています。

それが当たり前(第2次ベビーブームの直前)の環境でした。

30年以上が過ぎ、現在の府立高校の一学年の基準は40人×6クラス(240名)で、

多い場合9クラス(360名)、本校は35名×6クラス(210名)です。

長吉高校は1年生に限って、30名×7クラスとしています。

一人ひとりの生徒としっかりと向き合える環境に変わったと感じています。

ゴールデンウィークを迎へ、「昭和(SHO WA)の日」にちなんで、時代が変われども普遍的で大切な心の持ち方について、令和を生きるみなさんへ5つの言葉、5つの心の在り方を紹介します。(昨年度の2学期 始業式にお伝えした内容を再掲します)

「昭和(SHO WA)の5つの心!!」です。

・すみません    S  反省する心

・はい       H 素直な心

・おかげさまで   O 謙虚な心

・わたしがやります W 奉仕の心

・ありがとう     A 感謝の心

・「すみません」反省する心・・・何かをやり遂げるために、失敗はつきもの。うまくいかないことを人のせいにしたり、言い訳を言わないこと。「どうすればうまくいく?成功できる?」、そのために必要な方法を考え工夫することが大事。素直に謙虚に周りの力や助言を受け入れることができる自分に。

・「おかげさまで」謙虚な心・・・うまくいったこと(成功)を自分一人の力と勘違いせず、周りの人に支えられていると考え、偉そうにしないこと。

・「はい」素直な心・・・  新しいことに取組むには、まず何もできない自分を受け入れる心構えを相手に示すこと。素直さは周囲に受入れられ、自分から様々なことを経験したり、吸収できる基盤になる。

・「わたしがやります」奉仕の心・・・(ボランティア)誰がやってもいいことや誰かがやらないと困ることを自分から動きだせる力。主体性・自主性に繋がる。周りが見えているからできる証。そんな人は、周りから必要とされる。

・「ありがとう」感謝の心・・・言われて嫌な気にならない、良好な人間関係を築く魔法の言葉。人にありがとうという(感謝する)想いが、自分に返ってくる。