7月27日は、感無量の一日となりました。 9年前の4月に、当時の勤務校に入学した教え子が、教職員対象の研修会の講師として、講演してくれました。彼は、中学3年生の年齢で、ネパールから渡日し、そこから日本語を学び始めました。にも関わらず、集まった教職員に渡日した子ども達の心の葛藤や人生を如何にして生きていくのか?自身の体験をもとに、分かりやすく日本語で伝えてくれました。素直で謙虚な人柄の彼は、高校生の当時、「日本とネパールの架け橋になりたい」と夢を語っていました。彼は普段の仕事として、小中学校で、子どもや教職員に国際理解についての授業や講演を仕事とする、コーディネーターとして活躍する教育者、同志です。また、講演だけでなく、最高に美味しいカレーとナンも準備してくれ、心とお腹も満たしてくださいました。高校生時代の彼を知る教員みな、教員冥利に尽きる時間を共有させて貰いました。感謝!