2026(R.8)年度 5月と6月の「にしなり学」の活動内容

5月に入り、「にしなり学」の活動が本格的に始まってきました! 

5/19(3年)と5/22(2年)の「調理科学」の授業では、西成地域で有名なお団子屋さんの、醤油ベースのみたらし団子と、青のりを使った白みつのみたらし団子の味を再現しました。

生徒たちは自分たちで水の量を量り、材料を混ぜ、生地が耳たぶほどの柔らかさになるまで水と粉の量を調整し丁寧にこねて成形していました。青のりは、片手を軽くとんとんと叩いて揺らしながら、団子全体にまんべんなく振りかけていました。

試食の後は、青のりの団子がなぜこの地域で有名なのか考察しました。生徒たちからは、「大阪人はお好み焼きやたこ焼きに青のりをかけるのが好きなので、青のり味に慣れているから。」「青のりは大人の味なので、サラリーマンや大人が買うのだと思う。」「西成には高齢者が多いから。」といった、大阪や西成地域の特徴を踏まえた意見が出ました。 

5/29(2年)と6/2(3年)、「ライフスポーツ」の授業では、太鼓に使用される革の製造を行っている中本商店さんを訪れました。使われている機械や道具、乾燥させた牛の革を見て、加工過程の説明を聞きました。

生徒たちは、数名で牛革を引っ張りながら木の板に張り付ける作業が太鼓の音色を大きく左右するという話や、牛の命を扱う仕事であるからこそ、命への感謝と敬意を忘れず、一枚一枚を無駄にしないという話を聞きました。

生徒のアンケートからは「命を扱っているということと職人さんの気持ちを考えながら太鼓の演奏をする。」「一つ一つの過程の大変さ、込められている気持ちがすごいと思いました。」といった感想があり、職人さんの思いや仕事への姿勢に触れる貴重な機会となりました。

5/29(2年生)と6/9(3年生)の「教養の理科」では、津守地域防災リーダー隊長の梅村さんとともに津守周辺を歩きながら、防災について学びました。

水防碑の見学では、刻まれた文字を読み、室戸台風をきっかけに災害の記憶を風化させないために建てられたことを知りました。また、大阪府道29号大阪臨海線付近まで歩き、道路拡張によって歩道が広くなっている様子を見学し、災害時の避難のしやすさについても学びました。

その後、地震が起こった時街中にはどんな危険があるか考えました。変圧器や街灯、看板など、身の回りにあるものの落下の危険性について学ぶとともに、「室外機も落ちてくると危ない」という生徒の意見も出され、日常の中で防災を考える視点が広がっていました。

今後もさまざまな授業を通して学びを重ねながら、西成という地域の課題の確認や魅力を発見・発信していきます!引き続き、生徒たちの学習の様子をお伝えしていきますので、ぜひ御覧ください。

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