アメリカ研修2日目

朝食後、午前8時にバスでUCLAに向け出発。アメリカ人のトラック運転手が朝に最も通りたくない道との噂もあるLA空港付近のフリーウェイですが、今朝は大きな渋滞もなく予定よりも早く到着しました。開店時間を待ってBOOKSTORE(大学生協のようなもの）で各自水分を購入。今朝の気温は22度少々でしたが、昼過ぎには30度を超えます。日本と違って湿度が低く直射日光にさえ当たらなければ非常に快適なのですが、汗は知らない間に蒸発しているだけなので、熱中症予防に水分を多めに取ってもらっています。

その後、UCLAの３名の女子学生（スチューデントリーダー）と共に班別に分かれてキャンパスツアーへ出発。とにもかくにも敷地が広い！学内には建物間を移動するためのバスも走っています。

学内の建物を見学し終えた後、大学近辺の案内をしてもらいました。学生もよく利用するという近所の大型スーパーマーケットを散策した後、人気のアイスクリーム屋さんへ。それぞれ好きなもの選び、ご馳走していただきました。（写真はシナモンクッキー＆チョコチップクッキーでチョコレートミントアイスをサンドしたもの。なんとこれでたったの$2！)

その後スチューデントリーダーの案内で各班ごとにランチを済ませ、午後のインタビューアクティビティへ。まずは肩慣らしとして午前中に打ち解けたスチューデントリーダーの学生達に対し、木陰で車座になって質問をする練習。質問をする時の尋ね方や、聞くときの態度についても学生達が指導してくれていました。

ところで彼らが今座っている真後ろの建物は、皆様が今まさにご利用になっているインターネットの発祥の地です（詳しくは外部サイトではありますがリンクをご参照ください）。

http://ascii.jp/elem/000/000/866/866394/index-2.html

30分ほどでインタビューの練習を終え、上の記事の中にもある研究室を見学させていただきました。

その後、いよいよ現地の学生へのインタビュー。スチューデントリーダーを中心に再び３班に分かれ、芝生に座っている人、カフェでコーヒーを飲む人等々へ、各自でインタビューの依頼をし、質問を投げかけます。同じ日本に住む人どうしでも初対面の人にいきなり話しかけるのは十分に緊張するものですが、みんな最初はガチガチに緊張しつつもインタビュー相手一人に対し、各自最低一つは質問をするというノルマを達成していました。スチューデントリーダー達もインタビューの直後に聞き取った内容の整理確認を行ってくれており、また、その都度ごとに声の大きさやアイコンタクト、回答を聞く際の応対などなどアドバイスをしてくれていました。

16時ごろ全てのインタビュー活動を終え、早朝に水を購入したBOOKSTOREへ再集合。ようやく緊張の連続から解放され、ホッとした顔を見せている生徒もいましたが、思い返せば朝にBOOKSTOREでスチューデントリーダーと対面した際には、彼女たちにも緊張して話せていなかったので、スチューデントリーダー相手にホッとした表情で話しかけることができていたというのは、この1日の中での大きな進歩ではないでしょうか。その後スチューデントリーダーに案内してもらいつつ各自UCLA土産を購入し、17時頃にお別れしました。

今日の夕食は17時30分よりUCLAの寮の中にあるバッフェ形式のレストランで。馴染みのない野菜等にも挑戦してくれていたようです。

まだまだ続きます。

夕食を終えた後は30分程度全員で本日の振り返りミーティング。今日1日自分が見聞きした内容を振り返り、また出来たことや出来なかったことを話し合いました。緊張して話せなかった、声が小さくて聞き取ってもらえなかったなどなど、様々な振り返りをした上で、19時すぎより本日最後の行程である青柳希さんの講演に臨みます。

青柳さんは東京都立の高校在学中にアメリカへの１年間の留学を経験され、卒業後一旦はデザイナーの道を歩まれていたとのことですが、現在は歯科医になるために合格率５％とも言われる超難関のUCLA歯科大学に在籍されておられます。その彼女のこれまでの半生を英語・日本語交えてご講演いただきました。講演後のQ＆Aタイムには先ほどの振り返りを踏まえ、全員が青柳さんに質問していました。

21時にホテルに帰着。今日は朝7時から実に１４時間に渡り活動していましたので、皆かなりくたびれているようです。

明日はサンフランシスコに移動するため、6時より朝食、7時にバス出発の予定です。