7月の新着図書③

「マンガで読破」シリーズ 分類726.1 文庫 
名著と言われている書物に興味があっても、忙しくてなかなか原作を読む時間が取れない。
読んでみたものの、難解な表現が多くて分かりにくくて、途中で投げだしちゃった。
そういう人も多いのじゃないかな?「マンガで読破」シリーズでサクッと読もう。
                       そして、できれば原典にも挑戦だ

「コーラン」
イスラム教の聖典です。教徒にとって教義と掟の集大成で,イスラム法の第一の法源。
「相対性理論」
アルベルト・アインシュタインの創始した理論で、互いに、等速運動する座標系の間では物理学の法則が不変な形を保つという原理(相対性原理)と、光速度不変の原理を仮定したときの物体の運動を記述する。
「善の研究」
1911年に刊行された西田幾多郎が著した哲学書。真の実在とは何か,善とは何か,宗教とは,神とは何か――.主観と客観が分かたれる前の「純粋経験」を手がかりに,人間存在を考える。
史記」
前漢時代に司馬遷が編纂し漢成立までの中国の歴史をまとめています。この書物から、後世さまざまな物語が生まれてきました。
「旧約聖書 「新約聖書」
ユダヤ教およびキリスト教の聖典です。「旧約」はユダヤ教の、「新約」はキリスト教の神との契約とされています。キリスト教圏での思想・倫理観などに大きな影響を与えています。
「般若心経」
正式名称『般若波羅蜜多心経』と言い、僅か300字足らずの本文に大乗仏教の心髄が説かれているとされる。日本人の精神世界に多大な影響を与えています。
「純粋理性批判」
カントの三大批判の一つで、『実践理性批判』(第二批判)、『判断力批判』(第三批判)に対して、第一批判とも呼ばれる。人間理性の抱える諸問題についての古典的名著であり、ライプニッツなどの存在論的形而上学と、ヒュームの認識論的懐疑論の両方を継承し、かつ批判的に乗り越えた、西洋哲学史上最も重要な書物のひとつである。
「老子」
老子は古代中国の哲学者であり、道教創案の中心人物とされています。東洋思想形成に多大な影響を残している。
「ダ・ヴィンチの手記」
絵画、彫刻、建築、土木、人体、科学など様々な分野で活躍した天才レオナルド・ダ・ヴィンチ。彼が残した厖大なノートから彼のことばをまとめたものが『ダ・ヴィンチの手記』だ。新潮社から上下2巻の本文が出版されています。
「古代への情熱」
トロイア戦争は実際にあった事に違いない。少年時代にいだいた夢を追いかけ、空想上の産物とされていたホメーロスの事跡を発掘。考古学史上、最も劇的な成功を遂げた男・シュリーマンの波瀾の生涯の記録。
「ドン・キホーテ」
、スペインの作家ミゲル・デ・セルバンテスの小説。痩せこけた馬のロシナンテにまたがり、従者サンチョ・パンサを引きつれ遍歴の旅を行うドン・キホーテは、風車に突撃する逸話などで知られるが、案外読んだことがない人が多い。抄訳マンガで読んでみよう。
「レ・ミゼラブル」
ヴィクトル・ユーゴーが描いたロマン主義フランス文学の大河小説。日本では、黒岩涙香が翻案した「噫無情」で知られてきた。作品の一部が『銀の燭台』と題され小学校の教科書に採用されたこともあり広く親しまれている。近年でも舞台になったり、コミック化されるなどしている。
「白鯨」
ハーマン・メルヴィルの長編小説。白いマッコウクジラ「モビィ・ディック」と彼に片足を奪われたエイハブの執念を軸に、悲運の捕鯨船の乗組員としての数奇な体験談の形式をとる小説。何度も映画化されている。

「マンガで読破 Remix」シリーズ 分類726.1 19㎝ コンビニコミックサイズ
「古事記/日本書紀
誰もが名前は知っているのに、内容は意外と知らない日本草創生神話と神代から飛鳥朝までの歴史書。日本人なら知っていて当たり前?日本の神はギリシャの神と同じくチャーミングですぞ。
「日本国憲法/戦争論」
「戦争論」はドイツ軍人・クラウゼヴィッツが戦争という現象の理論的な体系化に挑戦したものだ。戦争とは政治的行為の連続体で、政治との関係によって戦争はその大きさや激しさが左右されるとする。近代における戦争の本質を鋭く突いた古典的名著として評価されている。「日本国憲法」は、戦争という名の政治を排した世界に類を見ないものだった。その理想を知る。