今後の修学旅行の予定について

 しばらくご無沙汰をしていました。依頼していたパスポートに関する書類もほぼ出揃いました。5月考査が終わると、少しずつ動き始めていくつもりです。

 各クラスで決めた修学旅行委員を中心に、自分たちの修学旅行を素晴らしいものにするべく早い段階から活動を開始します。

 大枠は決まっているのですが、詳細についてはほとんどが白紙の状態です。ほぼ真っ白の行程表を生徒たちに渡し、さぁ、自分たちで考えよう!これが基本スタイルです。その代わり、担任の先生たちは必要に応じてアドバイスをしたり、手助けをしていくつもりです。ただ、質問のスタンスは『自分たちで調べてみると~だったんだけど先生はどう思いますか?』という姿勢を持つこと。何でもかんでも与えてしまうのではありません。

 

 各自でインターネットを活用し、図書館にある本を利用する。必要ならばいろんな場所に訪問して直接尋ねる。テレビを録画してシンガポールの最新情報を得る。シンガポールの情報はいたるところにあふれています。いかに積極的に情報収集できるか、それが自分たちが楽しむためのカギだと考えています。意欲のある生徒なら近くの旅行会社のカウンターまで押しかけるかもしれないですね。でも、それぐらいのハングリーさで臨んでほしいと思います。

 

 そして、せっかくなのでご家庭でも保護者の方が情報をお持ちであればぜひ共有してあげてください。どんなことでも構いません。シンガポールのことでなくても構いませんので、海外旅行とは何ぞや、とかお父さん、お母さんの新婚旅行についてお話しいただくのもいいかもしれません。この旅行を通じて、家族間のコミュニケーションが図れるならそれも一つの目的と言えるかもしれません。

 『コミュニケーション』。日常でもよく耳にする言葉ですが、希薄になりつつあるのが現状かもしれません。先日、語学研修の事前説明会である生徒が言っていました。『先生、今日のイギリスの講師の先生の話は本当によく聞き取れた。なんでやろ?いつものリスニングテストはまったくわからんのに...』と。

 

 答えは簡単です。相手の目を見て、口の動きを見て、表情を見て、映像を見て話を聴くからです。『聴く』という漢字には耳、目、心という漢字が入っています。この3つこそがコミュニケーションに必要な要素です。どれかが欠けると、十分には伝わりません。メールは聞くことができない、電話では見ることができない。情報伝達手段は日々進化していきますがなかなか伝わらないんですよね。研修での生徒はそれに気づき、研修に向けての意欲がさらに高まったと言います。2年生もテスト明けから海外からの英語の先生との授業も始まります。ぜひ、このコミュニケーションの力を実感してもらい、シンガポールで気付いて欲しいと思います。

 

 シンガポールに行って楽しむことも大切ですが、この旅行を通じていろんなコミュニケーションを図れる泉陽生に成長してほしいと思います。

 全然、予定のお知らせではなかったですね...。失礼しました。まずはテストで頑張ってもらいたいと思います!進級して早々にコケられたら困ります!