第2回修学旅行保護者説明会を実施しました

 今日は、平日で多忙な中にも関わらず、215名もの保護者の皆様にお越しいただきました。これだけ多くの方々が関心を持っていただけるという喜びの半面、2回目の実施でしたがまだまだ情報提供が不足しているためなのかなと反省もあります。401名の大切な5日間のため、今後も一層の情報発信をしていきサポート体制を整えていきたいと思います。

 

 今日は、主に参加希望のコメント欄にお寄せいただいた質問事項についてのお答えや個人保険・シンガポールドルへの両替についての補足案内をさせていただきました。本日の内容を簡単にまとめておきますのでぜひご覧いただければ幸いです。また、今日はやむを得ない都合でご参加できなかった保護者の皆様も、こちらをご覧になられて今日の内容をご理解いただければ幸いです。

【本日の説明会内容】

 ①自由行動時の安全管理体制について

  事前に...各班ごとに行動計画表を作成するように伝えています。事前学習の一環で、パソコンなどの情報機器を通じて必要な情報を探し出し自らの手でプランニングすることを目的としています。この書類を旅行の約1か月前に担当教諭に提出しチェックを受けます。この際、あらかじめ多くの生徒が巡回しそうな場所を見つけ出し、教員の待機場所を決定します。初めてシンガポールに、という教員もいますので各教師には1名の現地ガイドがいます。そのため、緊急事態が発生しても迅速な行動が可能です。また、教員は全員滞在中に携帯電話を持っていますのでそれぞれのポイントでの情報交換もスムーズです。生徒たちにも各班に1台ずつ準備していますので緊急の際もご安心ください。また、広いように見えますが、遠くても交通機関で30分弱で有名な場所を訪ねることができるぐらいの範囲です。

 ②所持金について 

  確認したところ、すでに申し込み済の生徒たちは平均30,000円ぐらい両替をしたようです。ただし、万が一現地で持ち金がなくなった場合でも日本円さえあればパスポート不要で両替をしてもらうことが可能です。市内での両替はホテルよりもレートがよいようです。ただし、交換レートをある程度知っておかないと足元をすくわれる可能性がありますので注意が必要です。上記にあるように、生徒たちは観光場所だけでなく食事の場所などもHPなどで探し、おおよその料金を考えているようです。両替所の前には、写真のような表示があり、割と見つけやすく、場所もたくさんあります。

 ③気候について

  今回の修学旅行では、服装は自由です。旅行中の気温は晴天の昼には30度を超えますので夏の恰好が好ましいかと思います。しかし、建物内やお店に入ると外でかいた汗が冷えて少し寒く感じるかも知れません。その気温差に慣れてもらえれば大丈夫です。また、11月には雨期にかかる可能性もありますので、急な雨に備えて簡単に羽織れる雨具などもオススメです。

 ④携帯電話について

  今回の説明会に際し、保護者の方々からあった一番多い質問項目でした。携帯電話は禁止していませんが、その利用方法には十分に注意していただく必要があります。以下に、説明会でお話しした設定方法について記しておきます。

 1.通話もデータ通信もしない場合:機内モードの設定をONにしておく。この設定では、電波の送受信が一切なくなる状態になります。

 2.データ通信はしないけど通話機能は残しておきたい:機内モードの設定をOFFにし、データローミング設定をOFFにする。この状態ではいざという時の通話や電話の着信が可能ですが、パケット通信は利用できないのでインターネットやメールの利用は不可能です。しかし、この場合は着信を受けた際にも通話料がかかりますので注意が必要です。

 3.通話もデータ通信もOKの場合:日本で利用している状態と同じにしておけばOKです。この場合は高額な請求が来る可能性が高いのでご注意ください。ただ、どうしても少しだけ、という場合はメールやウェブを使いたいときだけデータローミングをONにすればある程度、費用をコントロールすることができるでしょう。主要3社にはいずれも海外でのパケットし放題プランがあります。ただし、ここでも注意が。スマートフォンは、現地の電話会社を自動か手動で設定できます。自動にしていたため、パケ放題の対象事業者につながってしまっており、パケ放題以上の金額を請求されてしまったという話もありますので注意が必要です。各社に海外で携帯電話を使用するためのアプリがあるようなのでそちらをダウンロードしておくといいかもしれません。

 4.通話はしないがデータ通信はしたいという場合:高校生にとってはこちらが一番魅力的かと思います。ただ、この設定を利用するには現状ではWi-Fiに頼らざるを得ません。この場合、機内モードをOFFにして、データローミング設定もOFFにします。(2.の状態)ここでWi-FiをONにしておくと電話はWi-Fiの電波をキャッチします。それができると無料でインターネットやメールの送受信が可能になります。ただし、シンガポール国内には無料スポットは限られておりそれぞれの訪問場所などで確認する必要があります。

 ⑤アレルギーについて

  現在、生徒からの申告を基に健康診断が進んでいます。アレルギーをお持ちの生徒については、学校でアレルギー生徒の一覧表を作成し現地レストランにチェックをお願いします。そこで対象となる食品が含まれている場合は代替メニューなどを提示してもらい、生徒にチェックをお願いするつもりです。そこでまだ調整が必要な場合は個人での調整となります。まったく別のメニューになってしまう可能性もありますので、安全を優先させてのことですのでご理解をお願いします。

 ⑥パスポート管理について

  現地でなくすというリスクを回避するためホテルのチェックイン前に全員分を回収し、ホテルのセキュリティボックスに預けておく予定にしています。最終日に各生徒に返却します。途中の日程でパスポートが必要となることはありませんが、念のため身分証明用にパスポートのコピーを取って持ち歩くことをお勧めします。

 ⑦コンセントについて

  日本からの電気製品は変換プラグや変圧器なしでも使用することが可能です。しかし、電圧の表示には注意が必要です。日本と同じ100~120V対応のコンセントと240V対応のコンセントの2種類があります。電圧の高い方を使用してしまうと電源を入れた瞬間に壊れてしまう可能性が高いので注意が必要です。

 ⑧外貨両替・保険の申込みについて

  旅行会社の担当者より再度説明がありました。詳しくは以前にアップしたブログの内容をご確認ください。振り込みが完了したかどうかを確認したいとの声が多かったのですが、こちらについては全員の申込みを締め切ったのち、加入状況についての一覧表を各クラス担任に渡しますので生徒を通じて申込みが完了していることを連絡させていただきます。まだ、お申し込みがお済みでない場合は今週中をめどによろしくお願いします。

 ⑨スーツケースのサイズなどについて

  こちらも質問の多かった事項です。レンタルについての情報がほしいとの声がありましたので、後日全員に担任よりスーツケースレンタルについての資料を配布します。ちなみに、レンタルの場合は約4,000円ぐらいでした。新規に購入する場合も6,000円ほどでしっかりしたものが購入できます。どちらにするかはご検討いただければと思いますが、今回の旅行に関してはM~Lサイズと記載のあるもので十分かと思います。あまり大きすぎると持ち運びにも苦労しますし、預けた際に中身がバラバラになり内容物の破損の原因となります。また、大きなカバンなのでなんでも入れてしまい、重量制限にかかってしまうことも考えられますのでその辺も考慮いただきたいと思います。

 ⑩出入国カードについて

  昨年に授業で配布しましたが、旅行前に新たなものを配布します。必要事項がすべて記載されており、署名とチェック欄の記入だけで済むようになっています。

 以上、簡単ではありますがお話しさせていただいたり、質問のあった事項について記載させていただきました。また質問などがございましたらお知らせください。よろしくお願いします。

 

 

 

投稿者
M67星雲の父
コメント

お疲れ様です。
説明会に参加できなかったので、本記述は大変参考に
なります。
些細なことでも情報提供を引き続きお願いします。