公立高校大会(決勝リーグ)の結果

 先日、大阪府立金岡高等学校にて公立高校大会南地区決勝リーグが行われました。

結果は以下のとおりです。

vs 岸和田市立産業高等学校 90-70 ○

vs 大阪府立泉北高等学校 75-56 ●

 

 このリーグを1勝1敗の2位で終え、残念ながら決勝トーナメントへの進出はかないませんでした。

 1試合目の岸和田産業との試合では、2年生を全員出場させました。スタート以外のメンバーを中心に戦うことになりました。途中で点差があまり開かず、苦しい試合展開でしたが最後まで良く粘れたと思います。1年生も少しだけ出場しましたが、相手の必死のオールコートディフェンスになすすべなしでした。1年生にはまだまだ先があるので、ここで自分たちの経験不足を認識し、今後の練習につなげてほしいと思います。2年生メンバーも出場機会を手にして、勝ち上がってきたチーム相手にいい試合をできたことで満足できたことだと思います。

 

 2試合目の泉北高校の試合は、本当に生徒たちの気合が入っていました。相手は南地区チャンピオン、大阪府4位の強豪チームです。同じような進学を意識した公立高校ですので、自分たちの実力がどこまで通用するか僕自身もすごく気持ちのこもった1戦でした。前半は、1ピリオドを14-23で終えました。ビハインドでしたが、まだまだいける、そういう空気が流れていました。2ピリオドでは、引き離されるか?と感じる場面もありましたが果敢にリバウンドを取りに行ったことと、相手のゾーンディフェンスにも負けずに攻めることができ29-35で前半を終了しました。後半の第3ピリオド、相手の得点がなくなり、一気に4本決めることができ、この時点でとうとう逆転に成功しました。相手もたまらずタイムアウト、こちらの勢いも急上昇でした。しかし、そこはさすがに王者、まったく焦りを見せることなくひっくり返されましたが、生徒たちは集中を切らず、まだまだ必死にくらいつきます。46-52の6点差で第4ピリオドへ。開始早々泉北の3Pが決まり、立て続けに4点。ここで13点差に。実は、もうこの時点で生徒たちの疲労はピークに達していました。気持ちはまだまだ切れていませんでしたが、体が思うように動かない、そんな感じでした。こちらも負けずにゴール下で得点をとりますが、相手のシュートが決まり点差は徐々に開くばかり・・・メンバーも足がつってしまう生徒が続出、終わってみれば19点差でした。

 

 第4ピリオドの最初をうちが決めていれば・・・、もう少し体力があれば・・・、公開すればキリがないですが、私にとってはもしかしたら勝てたかもしれない、自分の采配にも問題があったのでは、と考えさせられる1戦でした。1日2試合、という過酷なコンディションの中、生徒たちは本当に良くがんばってくれました。

 と同時に、課題も見えた気がします。40分をベストコンディションで戦い抜くだけの体力やゲーム展開についてです。ゾーンディフェンスを織り交ぜることができれば疲労の軽減にもなるでしょうし、走り込みをしっかりすれば足もつらずにやり切れたかもしれません。また、試合に出られるメンバーも、今回の試合は7人で回していましたが、それが10人で回すことができれば、などと考えてしまいます。  

 集中のあまり、応援に来ていただいた保護者の皆様や生徒の皆さんなどにお礼を申し上げることができず申し訳ありませんでした。

 この試合で、他のチームにもきっとダークホース・泉陽高校の存在を見せることができたかもしれません。今後も一生懸命がんばりたいと思いますので、今後ともご声援のほどよろしくお願いします。