34期生スポーツ科学専門コース「スポーツコミュニケーション」作品集より⑤
3年 田中 泉水
なぜ、「スポーツ科学専門コース」を選択したかというと、表向きの理由は先輩に勧められたからです。けれど、本心は同じ種目をしていた先輩の記録を抜きたい、この先少しでも長く競技をしたいと思っていました。
2年生になると、「スポーツマネジメント」や「トレーニング科学Ⅰ」、「スポーツ科学基礎」の授業が始まり1年生の時よりも移動授業が多くなって不安でした。実技の授業では先輩たちと一緒だったため、あまり不安を感じることがなく部活動をしている気分でした。けれど、座学のスポーツマネジメントでは空気が重く初めの方は苦しかったです。その分、私自身にとても役立つことばかりだったため競技にも生かせることができました。3年生になると新しくスポーツコミュニケーションという授業が加わり、作文はグループを作り企画を考え、普段以上にコミュニケーションを取る機会が増えとても良かったです。
私は今まで意見を言うことをせず、周りに流されて過ごしてきました。けれど、このコースを選んでその性格も少しは改善され前向きな性格になったと思います。そこがコースを選んで良かったと思ったとところです。
3年間部活動をしてきて陸上競技部に入部して良かったです。今まで球技しかやってこなかった私にとっては個人種目を始めることは大きなことでした。陸上競技をやってきて、どれだけ自身と向き合えることが出来るかの戦いばかりでした。正直、辞めたくなった時期もありました。けれど、3年間部活動を辞めずに続けてこられたのはそれほど陸上競技に夢中になっていたからだと思います。
この3年間でたくさんの先生方にお世話になりました。・・・・これからもたくさんの人にお世話になります。その中で私はこのコースを選んで前向きになれた3年間のことを忘れずに過ごしていきます。