生徒は7月3日から9日まで1学期の期末考査ですが、教員もこの間、職員研修や会議などを行っています。7月5日(金曜日)の午後、本校スクールカウンセラーの庄司先生を講師にお招きして教育相談職員研修を行いました。題して「子ども・保護者への具体的な支援」。ベースは「応用行動分析」、「~ができない」と生徒を認識するのでなく、同じ生徒のうまくいっているところは何か、どんなパターンの時なのかと(肯定的モードに切り替えて)考えることで、生徒の望ましい行動が増えていくよう具体的な支援を考えようというものです。全く勉強しない子が、スモールステップを踏む(机に座る時間を少しずつ増やしていく)なかで、プリントを半分仕上げた時、ほめて頑張らせるつもりで、我々はよく、「ようやったな、もう1枚頑張ろうか」という声かけをしてしまいがちです。コツは「もうやめとくか」と声をかけること。そうすると案外自分から「もう1枚やる」となるもの。頑張れたからもっとさせたいと思うのは逆効果になってしまうと教えていただきました。また、学校と保護者との間に「溝」があることこそ意味がある。先入観を持たずに、背景を知ることが溝の「かけはし」になるなど、いくつもの「珠玉の言葉」をいただきました。庄司先生、有難うございました。(2013.07.08)
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