今日は1日中、教職員研修を行いました。午前は「子どもの権利と学校を考える」をテーマに人権研修です。公益社団法人子ども情報研究センター理事の田中文子先生に来ていただき、「こども基本法」や「子ども権利条約」の精神についての学びを深めることができました。後半の「なんでやねん!」と感じることを出してみようのワークでは、10人程度のグループに分かれて意見交流しました。さまざまな意見をポスター発表を通してみることもできました。子どものためにという意識から、子どもと一緒にという意識への転換や、なんでやねんを我慢せず、声に出して話し合っていくことが大切だと学ぶことができました。
午後はGIGAスクールの研修で、実践発表会を行いました。校内で8名の先生方がICT活用の授業実践や、授業に有用なアプリ等の紹介をしてくださいました。アプリは子どもたちの発達や授業のどんな場面で活用するかに合わせて取り入れ、子どもたちの集中力を高めたり、学習意欲を高めたり、意見交換をスムーズにしたりするなどして、「自分でできる」ことを増やすものが多く、私をはじめ多くの先生がたの学びに繋がりました。京都市教育委員会から実践報告の指導助言として来ていただいた高松崇先生からは、アプリ活用の良さと課題を学ばせていただきました。提示する選択肢に、やりたくないという選択肢を入れるのも、子どもたちの主体性を伸ばすためには必要だと気付くこともできました。