MVD vol.12 2018/12/28

年末恒例、MVD!

チームコンテストでは各学年で出場、スクールコンテストでは部員全員で出場します。

顧問としては、スクールコンテストで優勝することが、何よりも北高ダンス部の発展につながると感じている大会。1年間で最も重要な大会です。

スクールの作品は毎年、約6分間の超大作(一般的な大会規定は1分30秒~2分30秒)。とても仕上げに苦労します。

1年生は、チームの作品も作り直しながらの練習。スクールの練習に時間がかかり、チームの練習時間がなかなか取れず、ギリギリの振り付け。そして、スクール練習中の先輩からのプレッシャーもハンパない。直前まで顧問や先輩から叱られまくる日々。

しかし、ここで簡単に諦めないのが北高生の良いところ。自身の不甲斐なさを反省しながら、少しずつ前に進んでいった1年生でした。

2年生にとっては、最後のMVD。チームもスクールも優勝狙い。必然的に練習に熱が入ります。本格的に1年生を指導するのはこれが初めて。今までのようなざっくりした指導ではなく、細かいところもチクチクチクチク指導します。妥協は許さない!という感じ。がしかし、「こうしたい」、「こうしてほしい」というイメージは持てているのに、言葉でなかなかうまく伝えられない。とりあえず大声で指導する。「声の大きさでごまかすつもりはないけれど、どうか私たちの考えていることを感じ取ってください」と必死だったのでしょう。作品も指導も試行錯誤の日々でした。

さて本番。

実は1年生は、大きな舞台で踊るのは初めて。さぞかし緊張したでしょうなぁ。2年生は賞をかけた戦いの舞台。いつもとは違う緊張感だったのではないでしょうか。そんな緊張感の中でしたが、チームもスクールも大きく元気なダンスを披露してくれて、とても頼もしいと感じました。

IMG_0038.jpg IMG_0037.jpg

そして結果発表。

スクールは特別賞受賞。残念ながら、チームは入賞ならず。

あくまで優勝を狙っていたので、悔しさのあまり皆様大号泣。またもや下向き加減で賞状を受け取る部長さん。切ないねぇ...。

とまぁ、こういう結果に終わった今回のMVDでしたが、全力で踊りきったので悔いはない!しばらくメソメソしていましたが、解散する頃にはみんなスッキリしたお顔をしていました。大会後のミーティングで、「自分ばっかりが暴走してしまっているんじゃないか、強くあたってしまっているんじゃないか心配だった。みんな付いてきてくれてありがとう」という部長さんの言葉に、部員はグッときているようでした。

学年問わず、ダンスの楽しさ難しさ奥深さをより深く感じることのできた大会だったと思います。次の大会に向けてまた頑張りましょう♪

次は2/11のTED@高槻現代劇場。毎年7月末に開催していましたが、今年度は地震の影響により延期され、2/11開催となりました。

TEDは発表会なので賞などはありませんが、いつもとは違う要素を取り入れていますので、みなさんぜひお越しください。

チケットの詳細はお近くの部員まで☆

お待ちしております。