10月20日(月)5限目、「英語コミュニケーションⅠ」において研究授業が行われました。大阪府教育センターの経験2~4年目の教員対象のインターメディエイト研修の研究授業です。
本時は、異なる文化圏の人と非言語的コミュニケーションによる誤解が生じた際にどのように解決するかをグループワークで考えます。そして、ロールプレイによりグループで考えた対処法を実践することでコミュニケーション能力の向上をめざします。
冒頭で担当の先生から、本時のねらいと授業の流れの説明がありました。交流校のケントリッジ高校からお招きした留学生のトムさんと手招きのジェスチャーによる誤解が生じたという設定です。誤解をどのように解いていくかをグループで考えていきました。
グループで表情やジェスチャーなどの非言語コミュニケーションを意識しながら、トムの誤解を解いていくロールプレイを行いました。
その後、トム役の生徒が他の班に移動して、同様のロープレイを行いました。トム役の生徒は、他の班のコミュニケーションを体験しながらがどの班が伝わったかを評価していきました。
まとめとして、担当の先生から誤解が生じたときに直接謝罪をするなど誠実に向き合って勇気をもってかかわっていってほしいとの話がありました。
生徒たちは、グループで誤解を解くコミュニケーションのあり方を意見を出し合いながら考えていきました。ロールプレイで実践的に取り組むことはコミュニケーション能力を高める貴重な機会となったことと思います。

