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授業見学月間 1年「現代の国語」 インターメディエイト研修の研究授業 『羅生門』ディベート授業

  本校では、「主体的・対話的で深い学び」の授業をめざして「視覚化・構造化・協働化」を意識し、授業を展開しています。現在、授業見学月間として組織的な授業力向上の取り組みを行っています。各先生方が、授業観察シートを活用して相互に授業見学を行うことで授業力向上に取り組んでいます。

 11月17日(月)5限目、「現代国語」において研究授業が行われました。大阪府教育センターの経験2~4年目の教員対象のインターメディエイト研修の研究授業です。

 本時では、『羅生門』において「下人の行動は正当化できるか?」をテーマとして肯定派と否定派にわかれてディベートを繰り広げました。

 担当の先生からは、ディベートのルールが示されました。肯定派立論、反対尋問(否定派⇒肯定派)、否定派立論、反対尋問(肯定派⇒否定派)とディベートが進んでいきました。

 生徒たちは、肯定派、否定派にわかれて根拠を示しながら立論していきました。肯定派は、当時の生活背景や下人の精神発達の段階をふまえて、下人の生き抜くための必要な行為であると主張しました。否定派は、倫理的に下人の行為はあってはならないことであると主張しました。双方から最終弁論がありました。最後に立場を離れて生徒たちは自身の立場を表明していました。

 今回のディベートを通して、生徒たちは「羅生門」という作品を多角的に理解することにつながったことと思います。授業のまとめとして、説得力を持たせるために何が必要かを生徒たちは振り返っていました。根拠を示しながら順序立ててわかりやすく説明することの大切さなど、議論する上で大切にすべきことを学ぶ貴重な機会ともなったことと思います。

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