朝から降り続いている雨が夜には本格的な降りになっています。天気予報ではこれから数日雨が続くとのことです。梅雨の雨は恵みももたらしますが、汗っかきのわたしにとっては少しきつい時期でもあります。きょうは朝から、大阪市此花区の舞洲にあるスポーツセンター(体育館)行きました。きょうは全国高校総合体育大会(インターハイ)の出場をかけた大会のベスト8からの試合が行われました。6月3日と10日の予選を勝ち抜いた男女16チームが、まずベスト4をかけて熱戦を繰り広げました。ベスト4のチームは、きょうの午後と明日1日をかけて、4チーム総当りのリーグ戦を行い、上位1位と2位のチームが全国大会に出場します。わたしは午後から第1ブロック(旧第1学区)のPTA協議会総会・講演会がありましたので、熱戦の途中で会場の豊中に向かい、本校PTA役員のみなさんと参加しました。今回は箕面東高校さんのお世話で開催され、次回からは渋谷高校さんの担当となります。前回と今回の2回お世話いただいた箕面東高校のみなさん、ごくろうさまでした。ありがとうございます。これまでは会員校の一員として比較的気軽に参加していたのですが、今年は地区の校長会の代表として、あいさつがありましたので、緊張しての参加でした。あいさつは、昨日行われた府の教育委員会会議で決定された25年度入学者選抜の話と、講演会の講師がシドニーパラリンピックの車いすバスケットボール全日本チームの総監督をつとめられた高橋明さんでしたので、ちょうど昨日の新聞記事でみて、パラリンピックにつながる車いす競技会をはじめた、ルートビック・グッドマン医師のことを紹介しました。今年の7月27日からロンドンオリンピックが開催されますが、64年前の1948年の7月、ロンドンでの2回めのオリンピックに時期をあわせて、ロンドンから西へ約60キロのストーク・マンデビルの病院で、第2次大戦で負傷した16人の脊髄損傷患者たちのリハビリを目的に、車いす競技会が始まりました。これがパラリンピックに発展し、オリンピックにあわせて開かれるようになったのは1960年のローマ大会からで、日本がはじめて参加したのは1964年の東京オリンピックからだそうです。ルートビック・グッドマン医師は、ナチスによるユダヤ人排斥運動でイギリスに亡命し、ストーク・マンデビル病院で車いす患者のための競技会をはじめました。グッドマン医師は「失った機能を数えるな。残った機能を最大限に生かせ」ということばをのこされています。