東京にいってきました。あさ6時20分すぐに新大阪駅の新幹線改札のところで生徒たちに会いました。6時40分ののぞみに乗ると聞いていましたので、ホームに行こうとしていたところでした。わたしは1本遅い6時50分ののぞみに乗りました。品川駅に9時すぎにつき、山手線に乗り換え、渋谷駅で下車。東急田園都市線に乗り換え、駒沢大学駅でおり、徒歩で会場の駒沢オリンピック公園総合運動場の体育館に向かいました。開場時間の10時30分前につきましたが、すでに入場をまつたくさんの人たちが体育館のまわりをとりまいていました。開演予定の11時を少しまわってからオープニング、開会式がはじまりました。主催者のNPO法人の理事長さんのあいさつを聞いていて、今回の全国高等学校ダンスドリル選手権大会は約30年の歴史のある大会であり、しっかりとした教育的なコンセプトを持っている印象をうけました。北海道から九州まで5月からブロック大会を勝ち抜いた135チームと男子ソロの4人が出場して、きょうとあしたの2日間、熱戦を繰り広げます。1番目の演技は、愛知県の桜丘高校のダンス部でした。府立今宮高校のダンス部が7番めに登場しました。
そして、ほほ予定時間どうり、12時58分、21番にわが刀根山高校のダンス部の演技です。刀根山の前に20チームの演技をみていましたが、さすがに全国大会にでてくるだけに、それぞれがみごとなチームワークで演技を披露していました。刀根山高校の保護者の方もこられていると聞いていましたので、どのあたりかなと気になっていたのですが、刀根山の11人の演技がはじまると、ちょうど正面スタンドの一角に予想をうわまわる人数で、大きな声援がはじまりました。おもわずそれまですわっていた席からすぐに保護者の方がたのそばにいき、いっしょに声援をおくりました。昨年からダンス部の演技を何回かみています。いくつかのバリエーションがあります。今回は黒の衣装にピンクとグリーンの色彩をいろどった衣装です。6月の全国大会をかけた関西大会でもみた演技ですが、東京の大きな体育館の、しかも大観衆のなかで、実に堂々と日ごろの練習の成果をあますところなくだしてくれました。きょう、わたしがみた21チームのなかで、ダントツのトップの演技だったと思います。会場内はざんねんながら撮影ができませんので、刀根山の演技終了後、会場の体育館前で記念の写真を撮りました。生徒たちは達成感でかがやいていました。ほんとうによくがんばりました。応援にかけつけていただいた保護者のみなさま、ほんとうにありがとうございます。
またバレーボールのはなしで恐縮ですが、きょうの会場の駒沢体育館は、今から48年前、1964年(昭和39年)に日本ではじめて開催された東京オリンピックのバレーボール会場になったところでもあります。わたしが小学校4年生のときです。鬼といわれた故大松(だいまつ)監督にひきいられたニチボー(日紡)貝塚の全日本バレーボールチームが、宿敵のソ連を決勝で勝利し、見事金メダルを獲得したところです。なごりはつきなかったのですが、わたしは、別の仕事がありましたので、写真をとったあとすぐさま大阪への帰途につきました。行きと同じ、駒沢大学駅から渋谷駅で乗り換え、品川駅の午後3時7分発ののぞみで新大阪駅に午後5時30分にもどってきました。
きょうはもうひとつ気になっていることがありました。野球部が4回戦進出をかけて、強豪の履正社高校との試合が昼ごろに予定されていました。野球の会場の万博球場には教頭先生が応援にいってくれていました。東京の体育館にいるときも、刻々と途中経過がメールで知らせていただきました。試合途中に降雨のため中断中との連絡につづいて、ちょうど刀根山の演技が始まる直前の12時57分のノーゲームになったとの連絡がありました。そして、午後5時7分、名古屋をでて京都にむかっている新幹線に、明日の第4試合(午後3時30分予定)に、舞洲球場で試合をすることになったとの連絡がありました。野球部のいっそうの健闘を期待します。ただ、わたしはあしたから、舞洲球場のそばにある舞洲アリーナ(体育館)でバレーボールの近畿大会がはじまります。野球部の試合のときは、参加チームの代表者会議、つづく開会式と重なります。なんとか激励にかけつけたいと思います。また、あしたはサッカー部の1部リーグ戦の最終試合もあります。強豪チームばかりとの対戦で大きくチームとして大きく飛躍してくれることと期待しています。あしたもがんばってください。さいごに、あした刀根山高校会場で教員採用試験を受験されるみなさんの健闘も祈念しています。