きのうの夜はひさしぶりの大感動、大歓喜でした。最近はロンドン五輪のことばかりで恐縮です。しかし、きのうの夜はほんとうに感動しました。日本の女子バレーボールチームが準々決勝で強敵の中国をやぶりました。最終の5セット、日本が勝利した瞬間は信じられない思いでした。日本は1988年のソウル大会以来ベスト4には進出していません。中国がオリンピックにでるようになってからは、日本は中国に五輪で0勝5敗という成績です。かって東京五輪で金メダルをとった故大松(だいまつ)監督が、中国に指導にいき、中国はやがて強いチームになっていきます。わたしは今でもはっきり覚えていますのは、今から31年前、1981(昭和56)年に日本でワールドカップの大会が開かれました。日本の女子はその前の1977年の大会で優勝していました。81年の大会も日本は優勝候補でした。決勝戦は日本対中国でした。会場はなんばの大阪府立体育会館(今の建物の前の体育館です)で、たま
たまわたしはその決勝戦の線審(ラインズマン)をつとめました。日本のエースは横山樹里選手です。福岡の強豪、博多女子高校から実業団のユニチカに入り活躍していました。わたしと同年ということもあり高校時代からのファンでした。そのほか今テレビでも活躍している三屋裕子さんが大学を出て、全日本にデビューした大会ではなかったかと思います。試合は中国が、第1・第2セットを連取し、第3・第4セットを日本がとりかえし、最終第5セットを中国がとり、中国がはじめて優勝したと思います。そのときの中国のエースがたしか若干17歳の郎平さん(のちの中国の監督)でした。コートのまじかで郎平のスパイクをみたときにはただただその迫力にびっくりしたことを覚えています。あれから30年、いつも全日本女子チームの前には中国が立ちふさがってきました。きのうの勝利はほんとうにほんとうにうれしいものでした。バレーボールのあとは卓球の決勝、そして男子サッカーの準々決勝とあり、きょうは正直寝不足でしたがきのうのうれしさをひめて、がんばりました。今朝はダンス部が兵庫県の鉢伏に合宿に出発しました。学校ではテニス部が公式戦を行っています。そして自習室でもたくさんの3年生が集中して自習に取り組んでいます。きょうからは夏の甲子園大会もはじまりました。しっかり寝て、しっかりたべて、そしてしっかりがんばりましょう。