10月12日(金) 「卒業生」に元気をもらいました

きょうは中間考査を来週に控え、夕方には校内にいる生徒はいつもよりかなり少なくなっていましたが、午後5時すぎに「アポ(約束)はとってないのですが」といって卒業生がきています、と事務室の担当者が校長室をのぞいて声をかけてくれました。一瞬「誰かな」「何の用事かな」と思いながら、校長室に迎えました。きけば今年の3月に卒業した、3年生のときに同じクラスだった33期生の女子の3人。それぞれ武庫川女子大学(2人)と甲南大学に進学して、がんばっています。昨年から、わたしが「いつでも校長室にきてください。」といっていましたので、いってみよう、となったようです。思いがけない訪問でしたが、刀根山高校時代のことや現在の大学生活のことについて、1時間近くはなしこみました。刀根山高校ではバスケット部で、大学ではラクロスをやっている方とは将来の希望している仕事のことについてもいろいろ話をしました。

この3人の訪問で少しパワーをもらいました。「またいつでもきてください。」といって見送り、そのあと一仕事してから学校をでて家に帰る途中、阪急梅田駅からJR大阪駅への連絡橋をあるいていますと、「校長先生!」と声がしました。ふりむくと、また今年の卒業生2人(女性)でした。ちょうど午後8時を知らせるメロディがながれていました。連絡橋でであったふたりは昨年の秋からときどき校長室にきて自習をしていた生徒です。すぐ思い出しました。昨年の秋から、校務に支障のない範囲で希望があれば校長室で自習をさせています。生徒が自習しているよこで、わたしは自分の仕事をするのですが、生徒のがんばる姿をみていると、わたしももっとがんばらなくてはと気合が入ります。たまたまきょう大阪駅で会った生徒は一般入試の前々日も校長室にきて勉強をしていたことを覚えています。ふたりとも充実した大学生活を送っているようでうれしく思います。また会えることを楽しみにしています。