今週は8日(月)の夕方の、山中伸弥教授(京都大学)のノーベル医学・生理学賞の受賞がたくさんの人たちに大きな喜びと勇気を与えてくれています。発表を知らせるテレビをみていた家族が「おとうさん、S先生がテレビにでてるよ」と教えてくれました。あわててテレビをみると、30年近くお世話になっているスポーツ整形外科のS先生が、若きころ一緒に病院勤務していたことがある山中教授のことでインタビューを受けていました。その後も山中教授のこれまでの研究生活やいろいろなことが、ご本人や周りの方がたによって伝えられています。今朝の新聞には、昨日行われたノーベル賞受賞の先輩である野依良治・理化学研究所理事長との対談のなかで、野依理事長が「若い人は幸運をつかむ準備をした方がいい」と語りかけると、山中教授は「1回成功するために、9回ぐらい失敗しないと幸運はこない。若いみなさんには、いっぱい失敗してほしい」と呼びかけた、と紹介されています。このはなしは、今週しばしばお聞きしています。こころにとめておきたいと思います。
きょうは朝から刀根山高校のすぐそばの豊中市立刀根山小学校の「秋季大運動会」に出席しました。開会式まえからぞくぞくと保護者や地域の人たちが刀根山小学校の門をくぐっていかれます。9時10分に開会式がはじまるころにはほんとうにたくさんの観衆が子どもたちを見守りました。日ごろから朝の登校時の見守り、とねやまあいさつ運動など、学校、家庭、地域の連携が活発なところです。入場行進、運動会の歌、誓いの言葉、紅組と白組にわかれての応援交換など、元気いっぱいの開会式でした。児童会が決めた今年のスローガン「心と絆で勝利をめざせ、赤・白笑顔でがんばれ刀根っ子」のとおり、一人ひとりがつながり、笑顔あふれる運動会が展開されていると思います。開会式のあと刀根山高校PTAの文化講座がありましたので、残念ながら学校に引き返しました。きょうも子どもたちから元気をもらいました。