今週は刀根山高校の「懇談週間」です。きょうも午後からたくさんの保護者の方が来校されています。11月は季節的にも勉強に適しています。とくに3年生にとっては希望する進路の実現にむけてとても大切な時期です。3年生をみると、つい「調子はどうや」「かぜをひくなよ」と声をかけてしまいます。34期生のがんばりを期待します。
さて、昨日の午後は府立学校長研修がありました。研修の後半の講師は、株式会社オリエンタルランドの管理職の方で、「人材育成について」の講義でした。講師の方もはじめにお話しされていましたが、この会社は東京ディズニーランドとディズニーシーを運営している会社です。わたしも子どもが小さいころ、何回か東京ディズニーランドにいきました。はじめのころは、JRの直通でなく浦安まで電車でいき、そこからバスにのっていったと覚えています。はじめて訪れたとき、いろんなショーやアトラクションもですが、なにより、そこで働いている方(ディズニーランドでは従業員をキャストと呼ぶ)の働きぶり、とくにそうじのしかたにびっくりし、感動すらおぼえました。その後、何回かおとずれましたが、いつもその気持ちは変わりませんでした。ここ10数年はごぶさたですが、教頭時代に当時の校長先生のすすめでディズニーにかんする本を数冊読み、自分がかってもったおどろきや感動についてがてんがいきました。きのうの研修では、とくに4つの鍵「SCSE」のことが強くきざまれました。「Safety」(安全 すべてのゲスト[お客さん]に不安をいだかせない。ルールを守る。危ない状態を発見したら放置しない。)「Courtesy」(礼儀ただしさ 親しみをもって相手の立場にたつ。)「Shou」(良質なショーの提供 ディズニールックの遵守。)「Efficiency」(キャストの行動効率 一人ひとりが自分の役割をはたす。チームワークを発揮する。) そして、この4つについては順番をかえてはいけない、ということでした。そのほかにも示唆にとむいろいろな話をお聞きしました。うまくまとめることができませんが大変有意義な研修でした。