きょうは3年生の模擬試験があさから行われていました。1階の視聴覚教室と2階の教室で保護者のかたが問題にとりくむ生徒を見守ってくれていました。3年生にとってこれからの数ヶ月がほんとうに大事な期間です。がんばりましょう。
午前中は模擬試験のほか、地元の刀根山小学校のみなさんが刀根山高校にきてくれました。本校の先生が小学生に「理科の実験教室」と「刀根山高校 秋の自然探検」のふたつの講座を開きました。理科実験は、化学教室で実験を観察する「青い水の実験」「爆発するアルコール」「花火の色の不思議」、実際に実験をしてもらう「輪ゴムの温度」「スライム電池をつくってオルゴールを聴こう」「紙おむつの秘密」に挑戦しました。10時から12時までの予定でしたが、さいごには時間がなくなり予定していた「ナイロンをつくろう」は今回は見送りになりました。1年生から4年生までの児童でしたが、活発に質問もあり、こどもたちがたくましく思えた2時間でした。
「秋の自然観察」で本校の生物エコ部の生徒7人が顧問の先生とともにこどもたちの案内をしてくれました。ちょうど本校の裏山(自然林)の紅葉も色づきはじめており、「いろんな木や草の特徴を知ろう!」ということで、「いろいろな木の実を探そう」では、4種類のどんぐりの仲間(コナラ、アベマキ、アタカシ、シラカシ)、やわらかい木や草の実(センダン、クロガネモチ、ノブドウ、ソヨゴ、アキグミ、ナンテン、カキ、シャシャンボ、ムクノキなど)、「いろんな[もみじ]を探そう」では、サクラ、カキ、トウカエデ、イチョウ、ハゼノキ、ヤマウルシ、ヌルデ、イニビワ、コナラ、アベマキなど、「においなど特徴のある葉」としては、くすのき、クサギ、ヘクソカズラなどを観察しました。たっぷり2時間刀根山の校内林(うら山)をあるきまわり、帰りにはそれぞれビニール袋に収集したどんぐりや木の実をおみやげにして帰っていきました。またきてください。