高校ストリートダンス選手権

2024年1月28日に開催された、ストリートダンス選手権において、槻の木高校の『ブレイクする人ら。』が優勝、『Fernweh』が第三位に輝きました。                             
ストリートダンス選手権について説明させて頂きます。
高校ダンス部の大会は、ビック、スモールなど、人数、ジャンル等によって部門分けされている大会がほとんどです。
しかし、この大会では部門分けがありません。コンテンポラリーのダンスチームもあれば、30人以上で構成されているような大人数のHIPHOPやJAZZのチーム、槻の木のような少人数のBREAKやLOCKのチームまで、多種多様のチームが参加します。言わば、ダンスの異種格闘技戦のようなものです。
                                      
                                              予選は4回開催され、1回あたり40チームが出場、その中の7チームが決勝に進出できます。つまり、合計160チームの中で、28チームが決勝に上がります。
出場地区の限定もないため、九州や中部、関東からも強豪校が毎年多数参加します。今回の予選では、北海道から参加した高校もありました。
                                              高校ダンス部には数々の大会が存在し、「全国大会」という言葉をあちこちで耳にしますが、その価値は大会によって全く違うものです。
このストリートダンス選手権という大会は、間違いなく高校ダンス部の大会の中で最もレベルの高い大会であると言えます。
                                              槻の木高校ではこの大会に最も重きを置いており、昨年、一昨年と挑戦してきましたが、残念ながら決勝へ駒を進めることはできませんでした。
しかし、そんな先輩たちの雪辱を果たすべく、現1,2年のダンス部員がついにこの大会で結果を出してくれました。
                                              正直なところ、目標は「槻の木の2チームが上位7チームに入り、両チームで全国決勝への切符を掴むこと」でした。しかし、結果はなんと優勝と3位。願った以上の結果に部員たちは歓喜し、涙を流しながら表彰の舞台へ上がりました。
                                              2024年4月21日にストリートダンス選手権の決勝大会が開催されます。槻の木高校ダンス部にとって初となる決勝の舞台。この日までにさらに作品の完成度を上げられるよう、より一層力を入れてこれからも練習に励もうと思います。今後とも槻の木高校ダンス部を宜しくお願いいたします。
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