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2019年度 夏の大会 近畿大会大阪府予選の結果報告(詳細)

個人戦

 男子1ペア、女子1ペア、女子1名が近畿大会出場決定!

ダブルスには男女各2ペア、シングルスには男女各3名がエントリーしました。

 男子ダブルスは、初戦に勝てばベスト16入りでき、8懸けで敗れても9位決定戦に回れるトーナメントになりました。初戦は何としても勝つことが近畿大会出場の絶対条件です。1ペアは箕面自由学園高校と対戦しました。序盤こそ競りましたが、21-16、21-12でストレート勝ち。まずは望みをつなぎました。このペアは初めは不器用でしたが夏の練習でグッと成長してきたペアです。特に低いラリーや、ドライブで前に詰める勢いのあるダブルスです。もう1ペアは、これも序盤に堅さがあったものの21-15,21-11でストレート勝ち!スマッシュやレシーブも徐々に安定してきていました。

 ベスト8を懸けた試合はそれぞれ大阪偕星学園高校、東大阪大学柏原高校が相手でした。力の差があり、ともにストレート負け。2ペアとも9位決定戦に回ることになりました。

 9位決定戦は、ベスト8懸けで敗れた8ペアがそれぞれクジを引いて対戦カードが決まります。同校対戦もあり得ますが、2ペアとも出場したいのでそこは避けたいところです。クジ引きの結果、片方は先ほどとは違う箕面自由学園高校のペア、もう片方は関西福祉科学大学高校のペアが対戦相手に決まりました。関西福祉は8ペアの中ではなるべく引きたくない相手でしたが、仕方ありません。気持ちを高めて臨みました。

 箕面自由学園との試合は、序盤に相手の特徴をつかめないまま展開していき、力も入りすぎていたのかうまくかみ合わず1ゲーム目を落としてしまいました。インターバルを挟んで少し冷静に、相手のプレースタイルや弱点を考えながら2ゲーム目に入りました。相手は左利きと右利きのペアでしたが、その弱点をうまく突き、2ゲーム、3ゲームを取り返して逆転勝ち!これで1ペア目の近畿大会出場が決まりました。14-21、21-10、21-14での勝利でした。

 関西福祉との試合は、シーソーゲームになりました。1ゲーム目は相手の勢いと迫力に少し押され14-21ととられて後がなくなりました。2ゲーム目は徐々に自分たちの良さがでてきて21-16で取り返し、ファイナルゲームに突入。中盤までは一進一退の展開でしたが、最後に離され15-21で敗戦。力があっただけに残念でなりません。9位決定戦は運も必要なのです。これも近畿予選の怖さです。悔しい気持ちはすぐには消えませんが、まだシングルスもあるので気持ちを切り替えていくしかありません。

 女子ダブルスは1ペアが第5シードに配置され、2回勝利すればベスト8入りでの近畿大会出場が決まるトーナメントでした。もう1ペアはパックに入り、初戦に勝利しても16入りでシードに当たる苦しいトーナメントです。こちらは初戦の大阪青陵高校戦をストレートで危なげなく勝利しましたが、続く関西福祉との試合は17-21、17-21のストレート負けでした。この時点で残念ながら近畿大会への道がなくなりました。

 もう1ペアは初戦の関西福祉戦で21-9、21-16とストレート勝ち!初戦の入りを不安視していましがなんとか振り切って勝つことができました。続く8入りを懸けた千里青雲戦では、ペアの出来は十分ではありませんでしたが21-16,21-14でストレート勝ち!スマッシュをサイドアウトしたりネットにかけたりエラーは少なくありませんでしたが、なんとか自力で勝つことが出来ました!文句なしの出場決定です。ベスト4入りの大阪偕星高校との試合は1ゲーム目に激競りでしたが、そこを落とすと相手にも少し余裕が生まれ、18-21、14-21のストレート負けとなりました。

 これで男女1ペアずつが近畿大会出場を決めました。

 シングルスは男女ともに強豪私学の層が厚く、毎年厳しい戦いになります。今年も、男子2名はパックに配置され、女子も1名は初戦でシード選手との対戦となりました。

 男子は1名が初戦の花園高校戦を激競りのファイナルゲームでなんとか勝利し望みをつなぎましたが、2回戦では柏原高校と対戦し、大きな差をつけられての敗戦となりました。

 もう1名は不戦勝で2回戦へ。2回戦では大阪偕星のシード選手が相手でした。1ゲーム目を7-21で落とし、厳しい展開でしたが、2ゲーム目は序盤から積極的にプレーし、終盤まで競り合いました。あと一歩及ばず18-21で敗れましたが、堂々とした戦いぶりでした。シングルスには自信を持っていない選手でしたが、これを機会に少しでもやれるんだという自信にしてほしいと思います。

 3人目は2回戦で箕面自由学園と対戦。1ゲーム目が最大の山場となりました。終盤まで一進一退で、延長ゲームへ。1点を互いに取り合いながら、最後は相手の思いきったプレーが決まり、24-26となりました。2ゲーム目は相手も勢いがでて、こちらもよいパフォーマンスではありましたが17-21。ストレートで敗れてしまいました。これで男子3名はベスト16に進むことは出来ませんでした。

 女子は1名が初戦で四天王寺高校のシード選手と対戦。1ゲーム目は相手の球に対応できずに6-21。2ゲーム目は思い切って練習の成果を出そうと気持ちを切り替えました。ネット前のプレーやカット系の球は時間をかけて練習してきました。すべてを発揮できたかどうかはわかりませんが、14-21と健闘しました。

 もう1名は四條畷高校と対戦。ダブルスではパワフルで粘り強いプレーで近畿大会出場を決めましたが、シングルスではまだ不器用さがあり12-21、10-21とストレート負け。まだまだ技術不足でした。

 3人目は第7シードに配置され、2回勝利すればベスト8です。初戦の関西福祉高校戦では1ゲーム目の入りこそよくなかったものの何とか取り、2ゲーム目は6点に抑えて完勝。これでベスト16になりました。ベスト8を懸けた四條畷学園戦、1ゲームを14-21で落とす展開でした。自分のミスもあり、また長いラリーをせずに厳しいショットばかりを選択してしまっていました。2ゲーム目はしんどいけれども長いラリーをし、クリアーで攻めながら崩していく展開に持ち込みました。相手にも少し疲労の色が見え、21-9と突き放してファイナルゲームへ。気を抜かずに同じことを最後まで続けました。序盤は相手も気持ちを立て直してラリーが続きましたが、中盤以降はこちらの粘り勝ちでした。耐えて我慢して21-14で逆転勝ち!ベスト8達成です!ベスト4を懸けては四天王寺高校の第2シード選手と対戦。ここは力及ばず12-21,8-21で敗戦。

 

 女子としては現顧問が山田高校に来てから山田高校初の女子シングルスで近畿大会出場を決めました。しかもベスト8での出場決定は大金星です!男女ともに近畿大会出場が決まったことは大きな成果でした。出場者には、これで満足せずに近畿大会で勝っていく力をつけようと鼓舞し、11月まで練習していこうと決意を新たにしました。

 夏の大会までに多くのOB・OGの方や社会人の方にもサポートいただきました。また、たくさんの他府県の学校とも試合を積んできました。全員が近畿大会に出場は出来ませんでしたが、成果が出て部員・顧問一同うれしく思っています。感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。また本戦でもしっかりと戦えるように練習に励みます。応援よろしくお願いいたします。

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