北摂大会決勝トーナメント最終日の結果報告

【結果】

男子A 準優勝!

決勝では前年度と同様の対戦。英真学園に健闘するも敗戦し準優勝となる。

女子A 第3位!

準決勝で英真学園に惜敗。

3年生を中心にそれぞれ死力を尽くしましたが、優勝には届きませんでした。しかし、このチームでもしっかりと入賞という結果を残すことができました!

【結果詳細】

北摂大会最終日、男女各ベスト8が出揃いました。初戦、男子Aは三島Aと、女子Aは摂津Aとの対戦となりました。男子は3年生ダブルス、2年生シングルスで臨みました。ダブルスは、少し硬さもあったもののしっかりストレート勝ちでした。シングルスは、相手に強い選手がいるのはわかっており厳しい戦いになると予想されました。案の定、1ゲーム目はラリーのうまさで相手に先行され失います。しかし、2ゲーム目はスマッシュをしっかりと打ち込みながら相手のバックサイドを攻めて息を吹き返すと、ファイナルゲームもその勢いのまま、中盤以降にグッと点差をつけて戦意を削ぎました。見事逆転勝ちでチームも2-0の勝利です。

女子も同様に、1年生ダブルスと3年生シングルスがともにストレート勝ちし、2-0として勝利しました!こちらはどのゲームも落ち着いてプレーできていました。

迎えた準決勝、先に女子がスタートしました。相手は英真学園です。ダブルス、シングルスともに強力な選手を擁し、今日の最大の山場と思われました。こちらはダブルス2本とるのが難しいと考えて、シングルスに3年生エースをぶつけにいくオーダーで挑みました。

第一ダブルス、こちらは1年生エースダブルスで挑みました。相手のセカンドダブルスにうまく当たり、2ゲームとも危なげない戦いぶりでストレート勝ち。相手にプレッシャーを与えます。シングルスは相手も3年生エースをぶつけてきました。1ゲーム目は、シャトルの飛び具合や、打球感を掴むのに時間がかかり、アウトに悩まされながら相手に先行され苦しい展開で落とします。なんとしても取りたい試合、2ゲーム目はスマッシュネットを軸に戦略を立て、ロブなどの距離感もうまく掴みながら先手先手で奪い返しファイナルゲームに。2ゲーム目の戦い方を継続したいところでしたが、ここからアウトなどが立て続けに出始めました。嫌な流れを最後まで断ち切れずに敗戦。1-1となり第二ダブルスにもつれこみました。こちらは3年生ダブルス、相手は近畿出場者を含む強力ダブルスです。ゲームは序盤から攻め込まれる形で、なんとか必死にレシーブ、くらいつくもジリジリ点差をつけられストレート負け。1-2となり準決勝敗退となりました。

男子が遅れてスタートしました。相手は英真学園Bチームです。このチームも層が厚く侮れません。こちらは12年ペアのダブルス、3年生エースシングルスのオーダーで挑みました。決勝にあがったときのことを考えると、2-0で勝ち切りたいところです。

ダブルス、攻撃力もそこそこ高い相手に対して、レシーブしながらドライブ勝負に持ち込む、またスマッシュのコースを功夫しながらなんとか21-16と先行しました。2ゲーム目は一進一退の攻防で終盤に、延長ゲームに突入しました。どちらに転んでも、おかしくない展開で見ているこっちもハラハラしましたが、なんとか振り切って24-22のストレート勝ち!

同時にスタートしていたシングルス、こちらは序盤から受けの上手さでどんどんリードを広げて21-9と王手をかけました。2ゲーム目は相手も負けたくない気持ちから攻勢に出て、攻め込まれる苦しい展開。勝負のかかる終盤、ミスが流れを左右する緊張感のある中でしたが、21-19と勝ち切りました。この2年間でずいぶんと忍耐強くプレー出来るようになってきました。男子は2-0で勝利となり決勝に進むことができました。

少しのインターバルの後、決勝がスタートしました。相手は英真学園Aチーム。近畿出場選手がゴロゴロいる強豪で、かなり分が悪いと予想されました。オーダーはシングルスに先ほどの3年エース、ダブルスは3年ダブルスを相手の2番手ダブルスに当てに行きました。蓋を開けるとオーダーは一応狙い通りとなりました。3コート同時に試合がスタートです。

1コートでは相手のエースダブルスと、こちらのセカンドダブルス12年ペアの試合です。中盤までは何度かリードしながら喰らい付いていましたが、相手がこちらの球に慣れだすと一気に突き放されて1ゲームを失うと、2ゲーム目も終盤まで全力を尽くして点差を詰めましたが18-21とストレート負け。相手のエースダブルス相手に健闘しましたが敗れました。2コートではシングルス、3コートではダブルスが熱戦を繰り広げていました。ダブルスの3年ペア(うち1人は高校からバドミントンを始めたキャプテン)が、これまでで最大限のプレーで意地をみせ、1ゲームを21-19の接戦でものにします。隣のシングルスは相手の巧みなドロップショットとスマッシュの組み合わせに崩され、18-21と失います。どちらも負けられない試合、隣のダブルスに励まされ、シングルスの2ゲーム目、左右にバランスよく揺さぶりながら的を絞らせず、こちらもアタックやギリギリのネットショット、飛び込んだプッシュで攻めると、厳しいラリーも徐々にこちらの流れになってきました。リードしながらそのまま21-19と奪い返し勝負はファイナルゲームに!隣ではダブルスがやや後手を引き始め、レシーブでのミスが出始めました。それでも小柄な体格を感じさせないジャンプスマッシュを打ち込み食い下がります。しかし、ダブルスは13-21と突き放されてこちらもファイナルゲームに。

最終局面、ダブルスが少し早い展開で得点が進んで行き、2ゲーム目の流れを中々変えることができません。自分たちの出来るだけのプレーを尽くしてくれましたが、15-21と敗戦。シングルスも一進一退の点の取り合いで中盤に差し掛かったところでゲームセット。悔しくも準優勝となりました。

終わってみれば、男子Aが準優勝、女子Aが第3位入賞という結果でした。やはり3年生、どの試合も自分たちのパフォーマンスを存分に発揮してくれました。もちろん緊張もあったのかもしれませんが、これまでの試合経験や苦難を乗り越えてきたからこそ、最後は硬さなど微塵も感じさせない最大のパフォーマンスで闘う姿が印象的でした。

会場校の関係で観戦ができず、保護者の皆様や先輩方には生の彼らの姿を見ていただけませんでしたが、本当に有終の美を飾ってくれたと思います。

最後のミーティングでは、男女リーダーからそれぞれの思いを涙ながらに皆に伝えていました。部員ももちろん、こちらまで貰い泣きしそうなほど気持ちの溢れたメッセージでした。ムードメーカーや、個性豊かなメンバーが揃う学年で、清々しいまでの努力の姿を後輩に背中で見せてくれたと思います。本当にお疲れ様でした。

これまでバドミントン部39期生を支えてくださった保護者の皆様、卒業生の皆様、練習相手になってくださった社会人・学生の皆様、入部当初からは考えられなかった戦績を、特に2年後半から上げることができました。本当にありがとうございました。

新たな代となり、夏の大会に向けて総勢60名弱で練習に励んで参ります。今後ともご支援のほどよろしくお願いいたします。

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