2年生フロンティアコースの生徒が校長室の掃除にやってきました。
「失礼します!」大きな声とともに集団で入ってくるので、「何事!?」と少し慌てました。
顔に緊張の色を漂わせた8名(本当に殴りこみかと思ったぜ・・・)は、先生の指示に従い早速作業にかかります。
誰もしゃべることなく黙々と取り組みます。
事前に手順を頭に入れてきているのでしょう、作業に淀みがありません。
作業に必要な掃除機や窓クリーナー等、全部彼らの自前です。
何か面白いこと言って、笑かそうかと思いましたが・・・いやいや、これは就労を意識した真面目な授業。
私も仕事の手を止めて、じっと彼らの作業を見つめました。
自分の作業が終わると、周りを見て遅れている仲間の手伝いをします。
これは誰に言われることもなく、自分で判断できていました。
掃除のスキルよりも、このように周りを見て行動できることが大切ですね。
窓を拭いた後のカギはあけっぱなしだったけど・・・、カーテンも閉めてくれなかったけど・・・、会議用の椅子は定規で引いたように真っ直ぐに並べてくれました。
また来月も来てね。
掃除しないで待ってます^^;