下の写真、何の授業だと思いますか? 「檸檬」でピンときた方も多いかと思います。そうです、梶井基次郎の小説「檸檬」を教材にした現代文の授業です。
この小説に出てくる「私」にとって「檸檬」とは何か?をテーマとしてグループで意見を出し合います。出てきた意見を纏めて発表し他班との着眼点の違いなどをもとに学習を深めていきます。
場所は・・・どこだと思いますか? 普段職員会議や生徒会の会議で使う会議室です。会議室は生徒の教室が入っているN館の2階にあり、移動がとても便利です。この部屋を有効活用すべく、グループワークに適したテーブル(台形のスタッキングテーブル)を同窓会のご支援を受けて整備しました。
現代文だけではなく、英語など他の教科の授業でもこの部屋の活用が進んでいます。多くの学校でこういった部屋の整備が進んでいると思いますが、使い勝手が悪いのでは仕方ありません。八尾高校では授業でも会議でも面接指導や面談といった場面でも・・・とにかく手軽に多用途で使えるよう部屋を選定しました。「生徒のために一番良い選択肢を探す」八尾高校のスタンスが凝縮した授業風景だと思っています。
「笑顔」と「真顔」・・・課題に真剣に取り組む様子に八尾高生らしい生真面目さと明るさを感じました。