今更ながら、生徒がいない学校は、ほんとに寂しいものです。いつもは気づかないうちに移り変わっていく季節も、スローモーションで動いているように思えます。
グラウンドの南東角に梅の木があるのを知ってますか?体育の授業で外周を走るとき、全員見ているはずですが「あぁ覚えてるよ」と言える人は少ないと思います。その梅の木に実がなっていました。小さいけど、梅酒を漬けるときに使うあの青い梅の実です。毎年、卒業式の頃に花が咲くのは知ってましたが、実に気づいたのははじめてです。あらためて休校期間の長さを感じました。
事務室の裏に生物部の畑があります。昔、校長ブログで紹介したことがありますが、ほとんどの生徒は知らないと思います。梅の実を見つけたので「あの畑の豆はどうなってるかな?」と思って行ってみると、立派に成長していました。ついこの間、花が咲いてるなぁと思っていたばかりなのに・・・びっくりで複雑な気持ちです。