よくよく考えてみれば、1年生には自己紹介をしていません。2,3年生にも、そんなに詳しく語ることはなかったと思います。
そこで、本校と大阪教育大学との関係を説明しつつ、「学びの架け橋」(大阪教育大学が発行しているメールマガジン)を紹介し、2018年に掲載された私の文章を読んでもらうことで、自己紹介にかえたいと思います。
まず、本校と大阪教育大学との関係です。
本校は、府立高校42校が加盟する「大阪府立高校教職コンソーシアム」という組織の幹事校です。この組織は、加盟校と大阪教育大学が連携して"教師という仕事の魅力を伝え次代を担うすぐれた教師の育成につなげること"を目的とした組織です。設立当初は、本校を含む府立高校4校が大阪教育大学と連携した6つの事業を行っていましたが、今は、加盟校数も事業内容も随分充実しています。
現在の事業のうち、高大連携育成プログラム「教師にまっすぐ」は、教師になりたいと思っている高校生を対象として大阪教育大学が主体となって開講していただく特別プログラムで、同大学の学校選抜型推薦入試にも関係してくると思われます。また、キャンパスガイドはコンソーシアム加盟校のために大阪教育大学が開催してくれるオープンキャンパスです。学生さんや院生さんたちと生徒が直接触れ合える貴重な機会となっています。
大阪教育大学との連携事業は他にもあります。「大学研究」という授業です。これは八尾高校独自の取組です。大阪教育大学2部(天王寺キャンパス)の授業を学生さんと一緒に受けさせてもらうというものです。しかも、その授業で合格点を取ったら、八尾高校の単位として認めるというシステムを持っています。中国語など英語以外の言語や人権教育に関する講座など多様な選択肢を用意していただいています。本年度は、新型コロナウイルスの影響で前期の講座が中止になってしまいましたが、八尾高校だけの特典と言えます。
さて、自己紹介です。
私は元々、保健体育科の教員でした。教諭、教頭、校長と経験していく途中で教育委員会事務局も経験しました。いま振り返れば、自分の考え方のベースになるものは教諭時代の学校で培われたように思います。長い間教員をしていると、嬉しいこともあれば辛いこともあります。下のPDFは、最初に紹介したメールマガジン「学びの架け橋」の中の1ページとして、大阪教育大学のホームページにも紹介されているものです。掲載された号をそのままPDFにしましたので、他の記事も是非読んでみてください。自分のことを語るのは得意ではないので、「学びの架け橋」を自己紹介にかえたいと思います。