青空をバックに桜が満開でしたので、思わずスマホで写真を撮りました。校舎を見上げるアングルで、我ながら上手に撮れたなぁと己惚れていると、思いもかけないところに咲いている花を見つけました。
桜を観るとき、人は誰でも見上げると思いますが、桜にしてみれば、なにも人間に観てもらうために咲いている訳ではありません。栄えた枝の花も地面に近いところに咲く花も、どちらも同じ木に咲いた花です。
自分のことに置き換えれば、もしかして、自分でも気づかないうちに自分勝手なモノサシで物事や人間を見ているかもしれないと気づき、ドキッとしました。
まだまだ続きそうなコロナ禍の中、新しい年度が始まりました。この日に合わせるように、どんな状況でも、一人ひとりの生徒を丁寧に理解しようとする気持ちが大事だということを、桜が教えてくれたような気がしています。
本校では、9名の教職員を迎え2021年度をスタートさせます。引き続き、中学生に憧れてもらえる学校をめざします。みなさん、よろしくお願いします!